第2話
《過去は過ぎ去ったのだから存在しない。未来はまだやってこないのだから存在しない。現在はたちまち過ぎ去るから存在しない。よって時間は存在しない》
By 聖アウグスティヌス
時間は存在しない・・・。SFの設定の半分くらいは否定してますね、この人。
と私はまず思いましたが、調べてみるとかなりの衝撃の事実がそこにはあってビックリしました。
・・・SFの設定とか言ってすみません・・・。
ともかく、人物紹介をします。本名は、アウレリウス・アウグスティヌス。
356年生まれ。イングランドの初代カンタベリー大司教とは一緒にはしないように注意しましょう。←この人もアウグスティヌスという名前です。
さて、突然ですが時間論とは知っていますか?
恥ずかしい話ですが、私は知りませんでした。
・・・ざっくりと一言でいうなら哲学です。というかここで詳しく書くと、凄い量とかいうレベルを超えすぎて大変な事になると思うので。あくまで少し、踏み込みます。
詳しく知りたい人は、後でグーグル先生に聞きに行って下さい。
あとアウグスティヌスは時間論以外でも色々論じてるみたいですが、今回は時間論縛りでいきます。
そもそも時間について最初に論じている人の、次に論じたのが今回登場・・・?しているアウグスティヌスさん。
そしてアウグスティヌスは、時間論の基礎を作ったといえる人物だそうです。
まさか、時間論の基礎を作っていたような人物だとは思ってもなかったので、これには調べてマジで驚きました。
ほんとSF(以下略)。
アウグスティヌスさんの考え方としては、
『時間は人間の外部にある客観的なモノではなく、人の内部に存在するものである。』
過去は起きてしまった事柄の記憶であり。未来はまだ起きていない事柄の期待であり。そして現在は直観である。
そしてこの3つは、それぞれ人の内部に存在している。
(人の内部=人の意識と思ってください。)
結論。
【時間とは人の内部にあるものである】
一言でいうならこれに限ると思う。さっきの説明よりも分かりやすいし。
アウグスティヌスは別に、時間の存在事態は特に否定してないんです。とりあえずここだけは、誤解したらダメなとこですね。
とまあ、分かりにくい説明ですみません。
でもたまにはこういう難しいのを調べるのはいいなーと、思いました。色々勉強になりましたし。
・・・それにもしかしたら、小説にも使えるかも知れませんし(ゲス顔)
ゴホン!とにかく今回はこれくらいにしておきます。
次回をお楽しみにー!
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