王を恨んだ妃 上 ~復讐~

木継 槐

初めに

あなたは、相手を殺したいほど恨んだことはあるだろうか。


それがこの国の王だったら...どうするだろうか。


「危ないッ!!」

「?」


バンッ!!

何かが宙を舞う。

「謝那シャイナー!!」




馬を翻して男は吐き捨てた。

「フッ、汚らわしい。」

「馬が汚れた。洗っておけ。」



俺は...悩む暇無く、殺すことを選んだ。

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