愛と痛みと仮面と私
黒猫人形
プロローグ
いつからだろう
こんなにも人と関わるのが辛くなったのは
いつからだろう
人の顔色を伺うようになったのは
私の中で何かが壊れたのは
私という存在が
必要なものじゃない
そんな気がしたのは
誰の所為とも言えないこの感情は
いつから芽生えたのだろう
誰かといても独りぼっち
目を瞑りたくなるような現実
耳を塞ぎたくなるような他人の声
どうして辛いのかも
私には分からない
そうして私は生きていた
君に出会ったあの日までは
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