設定集
メイン・キャラクター
名前:トッド・エイジャンス
職業:トラブルシューター
年齢:47歳
一人称:俺
二人称:あんた。君。名前など。
身体的特徴:身長188cm。体重151kg。日に焼けた肌に、少し白髪が交じった黒髪。
固太りの体型だがそれ以上に重いのは、骨格強化や様々なバイオ手術により体重が増加している事もある。基本的に筋肉質で、筋肉や脂肪を人工物に置き換えていて、力士のような体型になっている。体重は増加しているが人工筋肉の出力が大きいので動きは素早い。特殊な脂肪により弾丸が内臓に届く前に食い止め、その衝撃も和らげてしまう。元々の体型は脂肪が少なくアスリート体型であったが、生存性を高めるために特殊な脂肪が多めに作成されるように改造されている。またこの脂肪はエネルギーの貯蔵に関しても普通の脂肪に比べて倍以上の効率があり、カロリーだけでなく栄養素もしっかりと蓄える事が出来る。人一倍食べる大食漢だが、それはこの脂肪の維持も兼ねている。外見上は太っていても健康的には全く問題が無い。
内蔵された血液フィルタやエアフィルタによって酒や煙草は無害化してしまうが偶に昔を思い出して嗜む事もある。
手が大きく、グリップが大きめの拳銃でも用意に保持出来る。指も太く無骨だが手先は器用。
完全に機械化してあるのは眼球と内耳、神経系のみ。筋肉や脂肪、循環器系や呼吸器系は機械化ではなく合成された高機能な臓器に置き換えている。
サイバー・バイオウェア
積層カーバイト皮下装甲。耐衝撃性脂肪層。抗弾性強化皮膚。チタンコート骨格。人工筋肉。強化神経系。血液フィルタ。エアフィルタ。アドレナルポンプ。能動性痛覚ブロック。培養型人造心肺。サイバーアイ(光量増幅・赤外線視覚・光量補正)。サイバーイヤー(音声拡大。大音量補正、平衡感覚強化)。培養型甲状腺。
服装的特徴:アロハシャツにハーフパンツが普段着。シャツの下にはショルダーホルスターとヒップホルスターをつけている。懐がハンドガウスガン、腰にガスニードラー(ニードルに昏倒剤を仕込んでいる)。ポケットには折りたたみナイフを所持。腕時計は単分子ワイヤーを仕込んだ電磁誘導式の小型爆弾となっている。
防具はごく稀にカーバイトプレートを仕込んだ防弾ベストや手甲を着る事もある。
銃器は他にも16mmアンチサイボーグガウスガン《パナシーア》やガトリングガウスガン等、趣味的な物を多く所有している。
表情的特徴:何かを飲み食いする時はとても幸せそうな顔になる。元々食べる事が好き。すぐ気持ちが顔に出てしまい、ポーカーフェイスが出来ない。だがこれは戦闘をしていない時に限る。荒事となれば無表情で行動する。
ステファニーの事は「ステフ」と呼んでいる。「ダディ」と呼ばれるのは据わりが悪いと思っているが、今は半ば諦めている。
性格:比較的のんびりしている時もあるが基本は脳筋。自分の暴力がどの程度の物かしっかり把握しており、それを振るうタイミングはしっかり計った上で行動する。ただしステフが関わるとかなり過保護に実力行使をしやすい。
経歴:元カナダ軍所属の軍人。26歳の時にサイボーグ化手術を受け、その維持やアップグレードに給与の大半をつぎ込む。これは軍属した歳に両親が病死して天涯孤独となったのもあり、仕送りは考えずに軍人としての能力を高める事にお金を費やしている。第二次東アジア紛争やメキシコ紛争に出兵し、37歳まで殆どを前線での生活を送る。最終階級は一等曹長。退役したのは年齢的な物よりメンタル的なものと、貯金がある程度貯まった事にもよる。
退役後は軍属時代の友人が開講した護身術のスクールで講師を務めたり、その友人と探偵まがいの事をやっていて生活をしていた。40歳の時、スクールに通っていた生徒が絡む事件に首を突っ込み、正当防衛として二人を素手とナイフで殺傷し、その二人が持っていた銃器で事件の主犯格であった環境テロリストを含む11人を殺傷している。
この事件で友人は死亡し、トッドは国外逃亡する事になる。アメリカを通ってメキシコに辿り着いたトッドは、そこで一年ほどトラブルシューターとして過ごすが、ここでもマフィアと敵対してしまい、可能な限りマフィアに痛手を与えた上で逃亡する。
その後、船員見習いに身をやつしてセカンドバベルに辿り着き、港湾作業員として半年ほど生活するが、ここでもトラブルシューターを開業する。
名前:ステファニー。姓は勝手にトッドと同じものを名乗っている。正確には名前も自称であり、元々の名前は型番のみ。
種族:合成人間
職業:トラブルシューター兼押しかけ養女
年齢:実年齢4歳。外見上は14歳程。
一人称:あたし
二人称:名前呼び。もしくはあんた、お前など。
身体的特徴:身長152cm。体重72kg。見かけは白人の少女だが、実際は戦争用にデザインされた合成人間。外見だけは人間と差異はないが、人間を事後的に改造したサイボーグとは比べものにならない身体機能を持っていて、銃弾くらいならつかみ取れるし、不意打ちでなければ射線を見切ってガウスガンでも避けられる。ウェイトの差はあるが、腕相撲で重サイボーグであるトッドに勝てる程の身体機能があり、人間を素手で即死させる位は容易くやってのける。体重が重いのは金属(主にタンタルやチタン)と融合した骨格と超高密度の筋繊維によるもの。
ただし高機能を維持する為にかなりの大食らい。トッドと同じくらいは食べる。耐久力は通常の銃弾であれば弾くがライフルや大型のガウスガンで撃たれると負傷する。ただし再生能力も高いために治療無しでも数日で治り、適切な治療が行えれば内臓や骨の損傷があっても1日あれば活動可能になる。しかし再生能力を高めるには深い睡眠が必要であり、普段は1日2~3時間の浅い眠りしかしないが、この時は1日8時間以上の深い眠りが必要になる。
合成人間は生殖能力を持たない。寿命は人間の半分ほどだが、作成時に既定された外見年齢を超えると見かけ上の老化はせず、寿命を迎えると一気に活動停止に陥る。ステフの外見年齢は15歳程で固定される。
合成人間として特化されたデザインとして、「達人の記憶」と言う機能がある。これは蛍門工業公司が集めた、様々な武術の達人が持つ動きを神経細胞そのものに教え込ませて、合成人間の身体能力をもって達人の動きを行おうと言うもの。
だがこの能力はステフの観点としては、まるで自分の体が自分じゃないように感じられるために、出来れば使用を避けたいと思っている。
服装的特徴:Tシャツ+アロハ+ハーフパンツ+スニーカー。小型のガウスガンと単分子ナイフを所持。ナイフは太股等に最大12本。腰に二本。太ももを露出したがらないのは武器を仕込んでいる事が多いため。防具の類は身につけない。この時代の火器に対して有効な防具はかなり重装備なのと、生来の耐久力が極めて高いので通常時は不要と判断している。
単分子の刃はかなりデリケートな扱いが必要な武器ではあるが、合成人間の肉体能力により摩耗を最小限にして使いこなしている。
戦闘用の服としてはスキンスーツを使用。この時、下着は着用しない。
表情的特徴:○○みたいな人がお母さん(または家族)になってくれるのが夢だったんだー等の馴れ馴れしい口調で話すが、本性はかなり冷酷。これはトッド以外は知らない。大体の時は笑顔で外見年齢より幼い子供のように動作が大きめ。
基本的にトッド以外は信用していない。
思考:自分の追っ手を常に警戒している。馴れ馴れしいのは警戒していないように見せかける手段。噂話には耳を傾け、マフィアやメガコーポの動きにも注意している。今の生活は楽しいので、出来るだけ維持していたい。
行動:すぐにハグしたり、べたべたとスキンシップをしてくる。これは相手の体に触れた状態の方が、いざという時に対応(盾にする事を含む)しやすい為。重装のサイボーグでもなければ、組み討ちで負けると思っていないのでこのような事をしてくる。
作成時に「障害は力で排除しろ」との命令を脳に刻み込まれている為に暴力的な振る舞いを好む。
感情:楽しい事が好き。自分が戦争用に生み出された事は重々承知しているが、それを忘れられるような楽しい事を望んでいる。普通の人間が、テロリズムや非合法活動をしているのがとても腹立たしい。「自分でやるなら私みたいなのを作るな。自分たちだけでやって勝手に死ね」
型番やナンバーで呼ばれる事をものすごく嫌う。
経歴:カナダ軍の依頼によって蛍門工業公司のバンクーバー研究所で作成される。その後、環境テロの鎮圧等の任務に就き、自分の産まれた研究所がテロの目標となった時に、自分の母胎となった機械や施設を自らの手で根刮ぎ破壊し、テロリストも研究者も皆殺しにして逃走する。アラスカやロシアを経由して、セカンドバベルの周辺区画へと辿り着き、そこでトッドと出会って殺し合うが、メガコーポの横やりもあって戦闘は中断。その後、身を隠すのに便利そうだとトッドのねぐらへ押しかける。
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