55話 何故出店のお化け屋敷は高いのか?それは乙女料です。
綿あめを堪能し、その他諸々貢がせ食べさせて頂きました。
正直、屋台のご飯て値段の割に特別美味しいというわけではないが、その場の雰囲気っていうのかな?その時はめちゃくちゃ美味しいと感じてしまうよね。まぁ、後々思い出すと高くね?で終わるんだけれどねー。不思議。
あとはあれ、イチゴ飴はペロっと食べれてしまうけれど、リンゴ飴については憧れと現実のギャップが凄い。何が凄いって食べ応えが凄すぎて飽きちゃうっていう。まぁ美味しいんだよ?飴で覆われている部分とリンゴを一緒に食べるのは。
でもね、色々ご飯食べてデザート感覚で食べると大失敗するというね。言うてあれリンゴ丸々一個食べるんだからね?しかも玉が小さいリンゴだと酸味が強いから飴が無くなったリンゴだけを食べるのはかなり至難の業である。持って帰ってリンゴのコンフォートとかにした方が美味しく食べれると思うの。
リンゴで大分話が持っていかれたね。まぁリンゴ県なので致し方なし。青森のリンゴは美味しいよ!!食べへ!!
さて、食べる物は食べたのでそろそろ体を動かしたいこの頃……ということで弟たちとは一端解散し、私とみーちゃんのレディーズチームはとある場所にいた。
「ねぇ琴ちゃん。本当に入るの?」
不安そうに私の袖を掴むのはみーちゃんだ。これからとんでもない目に合うかもしれない娘を心配するような表情で確認してくる。
流石みーちゃん。いや、みーさん。その姿さえも可愛らしい!なんかみーちゃんの周りにね?キラキラの効果が出てるように見えるのよね。アニメ的な表現のあれ。しかもなんか心なし目も潤んでてハイライトが眩しい。これ、私が男ならこの瞬間にみーちゃんの右手を両手で包んで「しゅき」って言っちゃうわ。もう君メインヒロインだよ。老若男女どんな人間もズッキューンしちゃうよね。
でもね、私負けないの。桜祭りと言えば、弘前限定かもしれないけれど……やっぱりあれよ!わー!ってなってキャー♡ってなるやつ!ギャー!!かもしれないけれど、文化祭でも必ず一回は候補に挙がるアレ!そしてこの私がそんなものを目の前にして自重するとでもお思いですか?ええ!しませんよ!みんなわかってるもんね!
「何言ってんの?お化け屋敷なんて定番じゃない!入らない方が勿体無いよ!折角のイベントだよ!お化け屋敷だよ!ごーすとはうす!!」
そう。私たちは今お化け屋敷の前にいます。
ある一定の年齢になると入りたくても入ること自体がいけないことのように感じてしまうお化け屋敷でございます。「本当は入りたいんだけどなぁ……」そんなことを思っても男子なら猶更中々入りにくいお化け屋敷!意中の女の子がいる時は定番のアトラクションではございますが、独り身男子たちはそんなイベントはまぁ発生しない!そうするとどうなるかと言うと……。
『え?お化け屋敷?そんなの入るの小学生までだよね?』
『今どきお化け屋敷ってま?』
『そんなことよりゲーセン行こうぜ』
的なことになるわけですよね?
つまり興味津々で入りたい男子が居ても同調圧力とよくわからないプライドの様なものが邪魔をし入ることができないのがお化け屋敷なのである!!はい、日本人あるあるっ!!
まぁね?所詮出店のお化け屋敷だからクオリティなんてたかがしれていますとも。正直チープっていうか出来の悪いC級D級映画?みたいな感じだけれども……それがいいんじゃない!お祭り気分でわーきゃーするためにあるのがお化け屋敷よ!!
そして今の私はなんだ!そう!花も恥じらう乙女!もといJC1です!……JCはなんか響が良くないな……女子中学生よ!!つまりは男子特有の同調圧力はなく変なプライドさえもないの!故にお化け屋敷に入ることを阻むものは何もないっ!!
「と言うわけで、いい?みーちゃん。私たちはお化け屋敷に入ります」
「えぇ……何がと言うわけなのぉ?」
「それはあれがあれであれなのよ!私たちは女の子です!つまりキャーキャー言っても問題ないのです!」
「まぁそうだねぇ……」
「どさくさに紛れて抱き着いちゃっても女の子同士なので許されま「行こう!!琴ちゃん!!!」お、おぅ……」
最初はあまり乗り気ではなかったみーちゃんだが、今はもう行く気満々である。なんだったら私よりも興奮した様子で、それを見たらなんか寧ろ冷静になっちゃったよ。いやぁでも私のプレゼン能力高みでやばみ?こりゃ将来有望ですわ!!……へへ、もう既に中身は30過ぎくらいの……ん゛んっ!!乙女デスワ!!
すっかりやる気に満ち溢れたみーちゃんをつれ、私たちは受付まで行きお金を払う。地味に800円もするって高いよね。まぁお祭りだし仕方ないけれど……でも、まぁ、汚い!乙女たちの純粋な気持ちに800円もかけさせるなんて!これだからお祭りは!!
とは言え、体感十年ぶりくらいに入るお化け屋敷に私はものすごくわくわくしています!しかも隣にはみーちゃん!今生における親友と一緒にですよ!そりゃテンションも上がるわけで!!800円なんて安いわ!!
「それではこちらからどぞー」
淡々とした声で入口へ案内された私たちはワクワクとしながら中へ入っていく。
中に入っての感想としては、やっぱり暗いということ。まぁお化け屋敷なのでそりゃそうなんだけれどね。
そう言えば、私が前世で大人になってから入ったお化け屋敷は思った以上に明るかったのを思い出した。そこは日本一怖いお化け屋敷って言われるくらい有名なところだったんだけれど……。
いやぁね?タイミングが悪かったというか、丁度私たちがそこに行く数日前だか数週間前だかに、お化け屋敷内で怪我人が出てしまったのだ。
そこのお化け屋敷は本物の廃病院を使用した雰囲気に全振りした最強のお化け屋敷って呼ばれていて、中を進むときも懐中電灯を持って暗い中を探検していく。更に、キャストさんの演技力も素晴らしく、それこそ本当に幽霊に襲われているかのような体験をすることが出来るということで有名であった。
これだけ見ると、お化け屋敷好きなら是非行ってみたい!と思うでしょ?
えぇ、えぇ。わかります。
私たちもとても期待していましたとも。ともすればマジで”でる”とも言われる最強お化け屋敷。それをワクワクしないでいられるもんですか!これは最高の体験ができると息巻いておりましたとも!!三度の飯よりもホラー好きな私ですから!!でも!でも!!私たちは運が無かったっ……!!!
怪我をするのは仕方ない……!でもだからって懐中電灯いらない、普通にギミックが見えちゃう、ギャルのちゃんねぇがうるせぇ!こんなの!!!こんなのお化け屋敷じゃない!!!!色々な意味で絶望し戦慄しましたとも!!
大分昔語りに時間いただきましたけども、つまり今はどうかって言うと。
「キャーッ!!」
三流なキャストさんの「お化けだぞ^~」に可愛らしくキャーキャーしてますよ!
全然怖くない!怖くないのに!何この高揚感は!!お化け屋敷に求めるは極限のホラー、もといスリルと絶望、そして無力感!!だと言うのに!このお化け屋敷には、小学生向けのギミックしかない!!なんだったら怖がらせる気すらない!!!なのに!どうして!!私はこの瞬間を楽しんでいるぞ!!!
「いやーっ!琴ちゃんっ、こわいーっ♪だきっ!!」
何も怖いものなんて無さそうな黄色い声を上げながらみーちゃんが私の右腕に抱き着いてくる。中学生ということで慎ましいお胸様ではあるが、それはあくまで成人にしてはである。中学生にしては大きいみー様のそれは私の腕を包み込もうと背伸びしている……ふっ、女子の特権ね。役得とはこのことよ。これが男同士だったなら。
「キャーッ!(裏声)もぉ!こーわーいー!やだぁ!抱き付いちゃう!!」
「フッ……この怖がりさんめ……俺の胸板を貸してやるよ」
「あらやだ……あなたの胸板、凄く……たくましいのね……思わず私のバルクもうずいちゃう♡」
もう、こんなんだよ。むさ苦しいよ。換気が必要なレベルだよね。お花畑が見えるどころか、寧ろ湯気が凄すぎて何も見えないよね。サウナかな?
つまりそう。男の子よりも女の子では?というのが私の答えである。世の中には男の子同士だからいいんじゃんっていう所謂「くさっている者」たちもいるみたいだけれど、断然女の子でしょ。そこは譲らんよ。
男は友情!努力!勝利!それらの絡みが良いのであると前世の誰かが言っていた気がするが、そこは女の子でも言えるわけで。
ていうか、やっぱさ元男としてはさ、男同士って汗って感じなんだよね。わかるかな?確かに爽やかなワンシーンとかもあるんだけれどさ、汗かくじゃん。汗かかない男なんていないんだよ。女の子的に言うとブーツを履いた足が臭くならない人っていないんだよってやつ。それは幻想なのよ。
つまり、汗かくってことはなんかベタベタするじゃん?綺麗か??汚物とまでは言わないけれど、ベタベタしていやじゃん?シャワー浴びたくなるじゃん?でさ、そんな場面見たら想像しちゃうじゃん?なんかいやじゃん?そゆことよ。
え?男の娘はって??
……。
…………。
……………………。
……………………………………。
ありかもしれん。なんかお花の香しそうだもん。
まぁ何が言いたいのかって言うと、女の子同士ならそう言う想像をすることがないので、私の精神衛生上良いというわけで。ていうか寧ろいい匂いするし、柔らかいし、幸せになれるので良いことしかないよね。
つまり女の子同士最高です。
あ、いやでも男の子同士を否定しているわけではないよ?私は趣向的に向いてないってだけで。全力で楽しんで尊いを感じている方々はそのまま謳歌してもらいたい。好きなものは好きでいいと思うの!
さて、そんなお化け屋敷も終盤。
短ぇなおい、とも思わなくもないが、そこはまぁお祭りに便乗のお化け屋敷だからね。仕方ないね。
私とみー様は手を繋ぎながら最後の煙噴射にキャーッと言いながら通り抜ける。すると天気の良い空が広がっていた。つまりこれがゴールってやつだね。
出口を管理しているお兄さんがお疲れ様ーってニコニコしながら声をかけている。無論私たちも声をかけられたので「ありがとうございました!」「ごちそうさまでした(小声)」「ん??」と言いながらお化け屋敷から離れる。私の隣から一瞬変な言葉が聞こえた気がするが、その隣にいるみーちゃんはそれはもういい笑顔でして、なんかお肌もつやつやしているし。まぁ、みーちゃんが楽しめたなら良いので、気にしなくてもいっか。というかしない方が良い気がする、うん。
「ねぇ、琴ちゃん」
「なにー?」
みーちゃんが朗らかな笑顔のまま私に声をかけてくる。相変わらず良い笑顔ですことよ。私のエンジェリックスマイルに負けず劣らずでしてよ。
「ありがとね。私今日すっごく楽しいよ」
「こちらこそだよ!私も凄く楽しいっ!」
改まって何を言い出すかと思ったら普通に感謝された。そんな大したことなんてしてないけれど、こうやって面と向かって感謝されると少し照れるものがある。でも、それ以上に良かったって心から思う。だから私もみーちゃんに伝えちゃう!しゅき!!
手を繋いだまま肩と肩を当てるようにぴったりとくっついてくるみーさん。視線は少し遠くを見るようだ。
「幼稚園のこと、覚えてる?」
「え?あ、うん。うっすらとだけど」
急に何だろうか。センチな雰囲気を感じるみーちゃんだ。
幼稚園って言えば……前世の記憶の方が強い。卒園式に着物を着せられたんだけれど、着物を着てる人が誰もいなくて、それが嫌で卒園式出たくないって駄々をこねたものだ。その結果、幼稚園の先生が壁に張り付いてギャン泣きしている私を二人掛かりで引きはがし無理やり参加することになったのだ。その際に、壁に荷物とか引っかけるためのフックがあったのだけれど、そこに掌が引っかかって血豆が出来てしまい、また別の意味でしくしく涙であった。よって涙の卒園式だったなというのが私の幼稚園の思い出だ。今思えば先生には迷惑をかけたなと思っている。
「私、あの時人との距離間がわからなくて、色々な人と喧嘩というか、ぶつかっちゃうことが多かったんだよね。琴ちゃんともその時は結構喧嘩したよね。喧嘩っていうか……奴隷??」
あー。
確かに。
今でこそおっとりふわふわちょっと電波入ってるかもしれないみーさんですが、こう見えて幼稚園の時は結構荒れていたのだ。イメージは冷たい女王様って感じで、周りには畏れられていた様な気がする。かくゆう私は第一被害者かつ幼稚園時代の下僕でしたので、良くみー様にイジメられていたなぁ~懐かしい~。つっても、別に陰湿なとか凄惨なイジメがあったってわけではなくて、何だろ、女王様とその奴隷なので、私が椅子でその上にみー様が座り人を見下した様な暗黒微笑を浮かべていた的な感じ?正直その時のわたしは嫌悪感とかは無くて、あーこういう遊びなのかなって思ってた。うん、いい思い出。
「そんなわけで私は色々あって途中で転園したんだけど、まぁ場所が変わったからって何か変わるわけでもなくてね?あ、でも琴ちゃんみたいな子は他の幼稚園ではいなかったよ?私の奴隷だったのは過去にも未来にも琴ちゃんだけだよ」
なんだろ。
みーちゃん口から奴隷って言葉出る度に私の体がゾクゾクしちゃう……。
って、私別にMっ気あるわけじゃないので勘違いしないでよね!!てか過去にも未来にもって奴隷は私だけってそれなんて告白!?新しいカミングアウトだね!!
「で、気付いたら卒園してて、今度は小学校。幼稚園の時ほど凶暴な私じゃなくなったけど、でもやっぱり人との付き合いって難しくて……。あぁ、小学校も一人かなーなんて思ってたら、琴ちゃんが私に声をかけてくれたんだ」
んー。確かに声を掛けたと思う。だって幼稚園の時一緒だった人見かけるとなんか嬉しくなるじゃん?幼稚園に限らないけど、なんか一つのコミュニティというか、それが終わって次の場に行った時に知り合いを見たら安心するっていうか、こう……うまく言葉に出来ないけどあるよね?
「そこから一緒に過ごすことが多くなってきて。琴ちゃんの周りには人がいるから、自然と近くにいる私にも友達が出来て……。それから気付いたらそれぞれの友達と遊んだり過ごしたりすることが多くなってきて、小学校卒業する時には、なんか私と琴ちゃんの間には距離ができてた気がした。なんか遠くに行っちゃった気がしたんだよね」
あーあるある。はじめは良く話すけど、それぞれのコミュニティが形成されだして、元々仲良かった人と疎遠になるやつ。別に喧嘩してるとか、興味なくなったということはないんだけれど、ふと気付くと距離が離れているやつねぇ。
「でさ、気付いた時、寂しくなったんだ。あれ?私って琴ちゃんと一緒にいたはずなのに、どうして今一緒じゃないんだろって。でも、きっとそういうものなんだろうなって思ってた。だって幼稚園の時から私は人付き合いが上手じゃなかったから。だから今度はそれが琴ちゃんなのかもって思ってたの」
みーちゃんはコテンと私の肩へ頭を乗せてくる。
「諦めるのは得意な筈だったんだけどね?私にとって琴ちゃんは友達で幼馴染で友達をくれた凄い人なんだ。だから、そんな人と中学からは別々の道を歩んで、混ざり合うことも無くなるんだろうなって思ったら、やっぱり、凄く、凄く、寂しかった……」
自然とお互いに足を止め、立ち止まる。
「でも、そしたら中学の入学式の日、琴ちゃんが私に声を掛けてくれたの。いつもの調子で一緒に帰ろうって。私それがとても嬉しかった。あ、もしかしたらまた、前みたいに一緒に遊んだり過ごせるかもしれないって期待した。そしたら、私の期待通りになっていって……」
みーちゃんは私から手を離すと、タタタッと5歩ほど駆け出し振り返り、笑顔で言った。
「ううん!期待してたよりも凄かった!今までで一番楽しい!」
ドクンっと心臓が跳ねる気がした。
「だからね、ありがとうって、無性に言いたくなったんだ!私琴ちゃんのこと大好きだから一緒にこうして過ごせることがとても、とっても楽しいんだ!!」
後光が刺していた。
みーちゃんの笑顔と共に光が私を浄化するようである。
え?なにこれ?ギャルゲのイベントシーンか何か?今スチル回収シーンだよねこれ?だってみーちゃんめっちゃ可愛いだけれど。ていうか、え?私そんなたいそれたことしてないよ?やだ、なんか凄い照れる。ほっぺが熱いよ。ちょっとみーちゃんと目を合わせられない!
「えへへ!琴ちゃん照れてる?お顔真っ赤だよ?可愛い!」
「そ、それは、あれですよ、ほら天気良いし、桜舞っているし?反射的な???」
「何それ~」
ええい!ほっぺぷにぷにやめなさい!こっちはそれどころじゃないんだから!みーちゃんが尊過ぎて!!!あー熱い熱い!!!
私だけ照れているのが悔しくて、横目にみーちゃんの顔を見るが、いつも通りすっげぇ可愛い笑顔だ。
もう!何よ何よ!不意打ちにこっぱずかしいこと言っちゃってさ!なのに恥ずかしがっているのは私だけで当のみーちゃんは全然照れてないなんて!
――それって心の本心から言っているってことじゃん。
くすくすと幸せそうに笑うみーちゃん。相変わらずそこには恥じらいとかは一切感じられない。
ホント、みーちゃんには敵わないよ。全くもう!愛してるぜ!みーちゃん!!わたしたちはズッ友だよ!!
私とみーちゃんは笑い合いながら家族の元へと向かっていく。物理的な距離はずっと近いけれど、心の距離が近付いたもきっと気のせいではない。
私たちに向かって一陣の風が吹き、桜の花びらと共に通り過ぎていく。それと同時にどこからか声が聞こえた気がした。多分それは私にしか聞こえない声。
――少しでも君の救いになれたのなら、良かった。
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