第4話

そのことを知るのは後の話だ


ある日、(私=京)


真子「ねえ、京、落ち着いて聞いて」


私「うん、どうしたの真子?」


真子「引っ越すことになったの」


唯一の心を許せる友達が転校してしまう


そう思っただけで泣きそうになった


お別れの日まで泣き続けた


真子「もうバイバイしなきゃだね」


私「真子・・そうだね。バイバイ」


帰り道の最後くらいは笑顔でいたかった


引っ越しの最後の時にお別れは言えなかった

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