ラブコメジャンルの短編

ひとりで、ふたり。ふたりで、ひとり。

『海とライチ』

ひとりで、ふたり。ふたりで、ひとり。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054883717179


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相良壱さんの自主企画『スランプを吹き飛ばせ!』参加作品。

勢いで書きましたが意外と好評でした(笑)


彼女と二人の温泉旅行に逸る気持ちを抑えられない吉龍よしたつは、宿に着いて早々に海未うみを押し倒す。

けれども、海未の異変に気づき体を離すと妖艶な空気を突如纏った彼女はこう言ったのだ。


「せっかく好いところまで来んしたのに、ここで止めるんでありんすか?」


海未の体をのっとったのは、彼女の前世であった花魁・礼知らいちの霊体だった。

驚く吉龍に礼知は告げる。

自分には来世で結ばれようと契りを交わした宗次郎という男がいる、その男の生まれ変わりを探して海未と引き合わせたいと──


仕方なく宗次郎の生まれ変わりを探すこととなった吉龍達。

前世で契りを交わしたという宗次郎と出会ったら、海未は吉龍の元を離れてしまうのか。


ちょっとエッチな描写もあるラブコメです。


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