恋愛ジャンルの短編

右手の指輪は魔法使いのバリケード

『彼女の右手』

朝、彼女に会うたびに僕は彼女の右手を見つめる。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054881705253


*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆*・゚・*:.。.*.。.:*・☆


主人公は西麻布の会社に勤める三神君。

彼は最近入社してきた派遣社員の年上の女性に密かに恋心を抱き、彼女と通勤するために毎朝回り道をしています。

そんな彼が気になっているのは、彼女の右手にはめられたシルバーの指輪。

その指輪がある限り、魔法使いのバリケードのように彼女の心にはなかなか踏み込めないのです。

けれども、いよいよ一歩踏み込もうとしたその時、彼はとある事実を知ってしまい、彼女と距離を取るように。

彼の恋心は晩秋の訪れと共にこのまま散ってしまうのか──


しっとりと静かに、けれど情熱的に。

大人の恋愛を男性視点で描いた短編です。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る