SCP-334(ほしのキツネ)について

オブジェクトクラス:Eucild


なんでや!阪神関係ないやろ!


scp-334はこれまでの記録と脱走前の情報から、耐熱処理された窓も何もない、多分扉は財団特有の謎技術によって隙間0で通れる何かの、封じ込め房内に収容されてます。そして、磁気領域発生装置なるものを天井と床から15cm離れた位の場所に作動させていて、そこだけの電力で磁気うんたら装置を発動できるように発電所も設置しています。あげく、発電所を破壊された時用に30分間発電所無しでうんたら装置をフルパワー稼働できる蓄電池も置いてます。ジバ感じまくりです。

scp-334が生まれつき(?)持っている穴掘りや狩猟の本能に対抗するため、融点が■■■℃以上の頭おかしい物質で床が作られてます。scp-334によるキツネ特有のとびかかり攻撃は壁とか床を貫通します。そのせいで過去■■回も脱走されてます。強い(こなみ)。


scp-334はなんて事ないアカギツネです嘘です。アカギツネの見た目のプラズマ雲で熱いです。プラズマ雲である事以外は普通のアカギツネです(プラズマ雲の時点でおかしいというツッコミは無しの方向で)。プラズマで構成されているので蜃気楼とか陽炎とかのようにユラユラしています。真夏の昼の砂場の地面スレスレの所がユラユラしているアレと同じ解釈で良いと思います。瞳は青色で連続で瞬いています。実質の質量は誤差レベルでしか存在していませし、核も存在していません。でもアカギツネですから、キツネっぽい動きです。行動的にほとんど同じなのが、狩猟だったり敵対行動だったり、【削除済み】や【閲覧不可】とかだったりします。そんな感じでプラズマアカギツネなので、何か別の、例えば流星による【データ削除済み】がなにかしてるのか、それとも近年稀に見る変異種なのかは調査中です。

scp-334はさっきの説明の補足みたいな付け加えになりますけども高温のイオン化ガスなので、磁場がないと実質の収容は不可能(ガスが通れる密度の物質だとなんて事なく通れてしまうため)な上、磁場が有っても無くても動ける生き物なのでかなーり難しいです。よくボスモンスターが変なオーラを纏っているのと同じ原理で半径7cmの領域に入ると溶けます。どれ位かというと数値上は■■■℃まで急上昇して、オーラがなくなると■■■℃まで急減少します。本来なら水蒸気爆発やらなんやら起きそうですが、今までで起こった記録はないので熱力学完全無視です。どうあがいてもscpです本当にry。でもそこはアカギツネ。そんな『運動』を起こすと『疲れる』ので『休憩』します。

アカギツネなので普通にご飯も食べます。「プラズマだから食べれないだろjk」と言う人も居るでしょうが食べます。どんな感じに食べるかと言いますと、普通のアカギツネのように在庫が用意したエサ(ネズミ三匹)を口で食べます。勿論本来は食えてませんが、物質をプラズマ化させるくちにいれるプラズマを『養分』として吸収するのみこむというプロセスを一瞬でやってます。空気中からも普通に吸収してますが、こっちは生物で言う「呼吸」なのでやっぱりご飯が必要です。

なお、後述の特別な条件下だとエサ不要です。変わりに脱走のリスクが上がりますが。

後、プラズマアカギツネscp-334は足が無いので地面に触れて居ませんし、重力も無視しているように見えますが、空は飛びません。これは単にアカギツネだから飛ばないのか、はたまた飛べる事を知らないのかは不明です。


scp-334は【編集済み】から■■km、流星落下地点から■kmの場所で回収されました。財団は別の【閲覧不可】を捕まえるために戦闘軍団を森に突っ込ませました。【閲覧不可】と同じような焼け焦げ、痕、【閲覧不可】の発見情報を入手しましたが、結果的に【閲覧不可】は発見できず、変わりにプラズマアカギツネscp-334を捕まえました。エサネズミの有効活用により、許容範囲の■人の死者のみで回収完遂しました。普通に■人死亡して「許容範囲」で収めてる辺りは流石財団ですね。


プラズマアカギツネscp-334はよく脱走します。野生の勘なのか才能を持った個体なのかは不明ですが、既に記録されているだけで■回成功、【エラー】ドルの金銭的被害、サイト-■■へのダメージ。極め付けに■■■■人の重症者、死亡者です。プラズマアカギツネscp-334は人間を嫌っており、可能な限り接触を避けている傾向が見られています。小さな障害物やスキマも大好きで脱走してはかくれんぼ(財団職員は本気)していますが、サイト-■■から立ち去った記録は無いです。ただし、プラズマアカギツネscp-334の被害により同じサイト-■■に収容されていたscp-【エラー:文字を表示出来てません】の収容違反に繋がりかけていたので、サイト-■■のプラズマアカギツネscp-334以外のオブジェクトを別のサイトへ移動させようとしているそうです。


財団が実施した実験による結果より、獲物を捉えたあとは栄養素をプラズマ化して口から食べる仕草をする事、オスメス関係無くノーマルアカギツネげんしゅプラズマアカギツネscp-334に不安や怯えを示し、等の本人scp-334は興味を示さない事。発情期の雌のアカギツネには反応し、【見てられないよ!】する事。(なお、【見せられない何か】はどちらが仕掛けたかに関してはデータが破損しているため確認できませんでした。)プラズマアカギツネscp-334を構成するプラズマと同じモノを部屋に充満するとプラズマアカギツネscp-334は白熱反応を示してその後疲れる事。ご飯をあげないと次の食事の時に給餌係ごと焼き払いご飯を食べる事などを読み取る事が出来ます。一度プラズマアカギツネscp-334をガ○ダムのビームサー○ルでぶった切った事があるんですが、データは処分されてました。プラズマアカギツネscp-334はガスで充満した金星の表面や宇宙などの真空状態でも理論上死にません。また、プラズマアカギツネscp-334にとって一番勝手がいい状況は高圧下であることが実験記録334E-02から■■の結果から分かります。強い。


つまり、まとめると「ただのアカギツネ(オールプラズマ製)」って事です。正直これを調べた理由ってな阪関無を言いたいだけだったりしますけど、気にしたら負けだと思います。

次のscpは未定です。はい。いつものです。

それでは次のエピソードでお会いしましょう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る