叫べ青春 (前編)

@FY25

第1話

今こうして君と手を繋げているのは、君があのとき...

      ちゃんと叫んでくれたから 

      


私は高校1年生、桃華

あまり人前にでようとしない控えめな女子だ。

そんなある日


「あっ...ごめんなさい」ある人とぶつかった。

「こっちこそゴメン。大丈夫?」キラキラした顔で話してくれた..

ーあれ、なんでこんなにドキドキするんだろう...ー

私はあれから彼のことが気になって仕方なかった。

ある日、「君なまえ何ていうの?」彼が聞いてきた

「も..桃華だよっ」私はなぜかむきになっていった。

またドキドキしてきた。

「へー、可愛い名前じゃん。」

「あの...君の...」

「ごめんっ、ちょっと」彼は教室をでていった。


しばらくして仲が良くなっていった

「なあ桃華飯くいにいこうぜ」

「うんっ!いくいく!」

このまま幸せが続くはずだった...


しばらくすると彼が私から避けるようになっていた...


ある朝、彼が先生と一緒に教室に入ってきた。

「えー彼が今週一杯で、この学校を転校することになりました。」


「え...」私は状況をのみこめなかった。

私の心にあいた穴あまりにも追突で大きかった...


                続く...

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