第210話 『ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191』 モーツアルト
1774年6月4日作曲の日付。
モー先生には、あと3曲『ファゴット協奏曲』が、あるはずとのことらしいですが、発見されてないようです。
この楽器は、やましんには、なかなか未知の楽器でありまして、触った事がございません。
大変長いので、それだけでも、扱うのが難しそう。
歌口の形が、なんだか、病院とかの実験器具などを、ふと、思わせるんで、やましんはちょと、実は、ある種、畏怖の念があります。
それはとにかく、この曲は、ひく~~い音が(最低音のBらしいですが。やましん、絶対音感がまったくない。)『ずわん』とくるのが、快感。
そこを聴くだけでも価値ありですが、音楽が、また、いい!
この『第2楽章』なんか、ほんとに、18歳くらいの人が書いたのか!
と、驚愕するような、深い音楽であります。
しかも、おもしろいのは、さすがモー先生。
『第3楽章』で、ソロの音さんたちが、ずららああっと、並んでくるのなんかも、また、快感!
60歳を超しても、こんな境地には、やましんは、至らない。
まことに、恐るべきことです。
ときに、『のだめカンタービレ』の実写版を見たかたは、千秋さんが指揮する、半プロみたいなオケの奏者が『おれは、バッソン(バソンだったかも。)じゃなきゃだめなんだ。』みたいな意味のことを言っていたのを覚えていらっしゃるかも。
ファゴット? バス―ン? バソン? バッソン?
これは、たんに言葉の違いだけじゃなく、非常にすぐれたファゴット奏者の方が、最近、教えてくださったことからすると、なかなか、奥の深~~い歴史が、実は、あるのだそうであります。
興味のある方は、調べてみてください。(と、まるなげしてしまう・・・)
******** うき 👼 👼 👼 うき ********
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