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2019年2月27日 18:50
古いタイプのフルートで演奏すると聞こえ方も変わるものなのだろうかと思った。
作者からの返信
いつもありがとうございます。深く感謝申し上げます。私、古いタイプのフルート(トラベルソ・フレーテ・・・横吹きのフルートとか言います。縦吹きの、いわゆるリコーダーは、ブロック・フレーテとか呼ぶようです。)は、吹いたことがないので、吹く立場からはわからないのですが、聞く側から言うと、ずいぶん違います。材質が木だと言うこともありますが、(現代楽器でも木製もありますが)事実上、尺八やしのぶえとかと同じですが(キーを付けたり、さまざまな工夫はされていたらしいですが)、音の立ち上がりが微妙にゆったりしていて、たぶん、ビブラートとかはまだ概念がない時代ですし、現代楽器ほど大きな音は出ませんし、音程が不安定になりやすいようです。息はむしろ長持ちするとも聞きます。しかし、名人が吹くと、一気に実に雅で魅力的な音が出ます。最近は、バロック時代の音楽は、古楽器によることが、むしろ当たり前になっていますが、モーツァルト先生あたりは、現代楽器による演奏が主流だと思います。これは、まあ、演奏する側の都合と言うものも、かなりあるような気がします。
古いタイプのフルートで演奏すると聞こえ方も変わるものなのだろうかと思った。
作者からの返信
いつもありがとうございます。深く感謝申し上げます。私、古いタイプのフルート(トラベルソ・フレーテ・・・横吹きのフルートとか言います。縦吹きの、いわゆるリコーダーは、ブロック・フレーテとか呼ぶようです。)は、吹いたことがないので、吹く立場からはわからないのですが、聞く側から言うと、ずいぶん違います。材質が木だと言うこともありますが、(現代楽器でも木製もありますが)事実上、尺八やしのぶえとかと同じですが(キーを付けたり、さまざまな工夫はされていたらしいですが)
、音の立ち上がりが微妙にゆったりしていて、たぶん、ビブラートとかはまだ概念がない時代ですし、現代楽器ほど大きな音は出ませんし、音程が不安定になりやすいようです。息はむしろ長持ちするとも聞きます。しかし、名人が吹くと、一気に実に雅で魅力的な音が出ます。最近は、バロック時代の音楽は、古楽器によることが、むしろ当たり前になっていますが、モーツァルト先生あたりは、現代楽器による演奏が主流だと思います。これは、まあ、演奏する側の都合と言うものも、かなりあるような気がします。