第64話 『シェラザード』 リムスキー=コルサコフ
これは『うるうる』、かな、とも思いますが、ここに入れました!
冒頭のシャリアール王の破壊的なテーマと、シェラザードの美しくも、かなり妖しいテーマで、いっぺんにおとぎ話の世界にワープしてください!
最近、高音域の音の聞こえが悪くなってきてしまって、ちょっと機械から離れると良く聞こえなくなってきたのが実に残念。くやしいです。
プレーヤーに抱きついたら、何とか聞こえますが・・・。
リムスキ先生は、『交響組曲』と言うだけあってか、この二つのテーマを巧みに展開します。
最初の楽章では、バイオリンのソロと管弦楽の豪快な響きが、うまく交錯します。
音楽家としては人生の大部分アマチュアだった、リムスキ先生ですが(つまり、他に本職があったわけです。)確かに腕前は見事です。
特に、二曲め、三曲め、この中間の二つの音楽が、大変すばらしいです。
音楽自体が充実していて、隙が無く、巧みにまとまっていて、しかも、感動的です。
第1楽章と最終楽章は、ちょっと冒険気味なところが一層の魅力。
リムスキ先生、生涯最高の一曲となりました。
ご本人は、どうやら、これを超えるものを書きたかったようですが、結果的には、やはりこの曲が一番かな。
ときに、やましんは、歌劇「サドコ」の『インドの歌』が好きです。
こいつは、やはり、元々の『お歌』として聞くのが素晴らしい。
ま、言葉の意味は、わからないけども、ですね。
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