第40話 天国への応援コメント
とっっても面白かったです。
具体的にどこというと全体的に面白かったのでこんな曖昧な言葉で本当に申し訳ないです!
世界観から既にユニークで面白かったのですが、会話も地の文も出てくる言葉も本当に面白くてマルガリタが拗ねてるところとか時々吹き出しちゃうぐらい面白かったし可愛かったです(好きな人に根性腐ってるって言われ続けて……(笑))
悲惨な過去を背負ってるキャラが多い中、それでも前を向き続けているキャラのお陰かそこまで鬱な気分になることはなく読み進められたのと、物語の終わり方がとても好きです。
キャラクターが多いのにそれぞれ味があって、感情移入できてすごいなあとしか言いようがありませんでした。
登場したときは苦手だったのに後半のピンクの先輩と犬の後輩がとても微笑ましかったです。あとピーチバレーの他の子達も…(彼女らを1ダースと表現されてたのも個人的に面白かったです)
主役二人のやりとりも、名前をフルで呼びあうところから始まるのも好きでしたし微笑ましかったです。
すべての小さな要素がほんとうに綺麗に重なって大きな物語になっていて圧巻でした。
楽しい時間をありがとうございます!
作者からの返信
あべかわきなこ様
こちらこそ、お読みくださりありがとうございます。
楽しんでいただけたとのことで、嬉しいやらホッとするやら、とにかく舞い上がるような心持でおります。
昔から魔法少女アニメなどが好きなせいでそれについて考えているうちに、様々な魔法少女・魔女っ子小説を書くようになっておりました。本作はその一つですね。
我ながら変な世界観やキャラクター達ではありますが、主要キャラはもちろん脇役に至るまでみんな好きで思い入れがありますね…。なのでついつい続編などを書き継ぎがちです。
マルガリタ・アメジストは「根性腐ってる」と評されるのが大いに不服なようですが、マリア・ガーネット的にはかなりの賛辞で愛情表現だったりするのです。その辺の二人のかみ合ってるのかかみ合っていないのかわからないけれど、気持ちは通じている関係を書くのは今思い返しても楽しいものでした。
悲惨な過去については、ジャンプ漫画(特にワンピースでときおり挟まる回想エピソード等)を参考に、手加減しないでおもいっきりやろうとチャレンジした結果あんなことになっておりました。少々やりすぎた感がないでもないですが、挑戦した甲斐はあったような気がしております。
ピンクの子と犬の子は、別作品で主役をはっております。実はこの二人が先に生まれたキャラクターなんですよね…。二人のドラマを盛り上げるために作ったのが、本作の主役二人なのでした。その辺のことなども、twitterやなんかでおもいだしたように語ることもあろうかと思います(自作語りしてしまう方なので…)。
この話を書いていた時は、正直何かに憑りつかれていたようにのめりこんでいる状態だったので、読み返しては「よくこんなの書けたな」と自分でもびっくりすることがあります…ちょっとバカみたいですが。
そんな愛着ある物語を楽しんでいただけて、こちらこそお礼を申し上げたいです。
第40話 天国への応援コメント
初めて見たときは「三十万字以上ある。長いなー」と思いましたが、読んでみればあっという間でした。
この文章量はマルガリタ・アメジストとマリア・ガーネットのふたりが、傷つき、抗い、執拗に、ときにはずる賢く立ち回り、そしていまだ見えぬがきっと行き着く先にある「天国」を掴み取るために必要で、そしてまだまだ序章であることを感じさせるのに必要な長さだと思いました。
マルガリタ・アメジスト、その出自から被造物らしい受け身な女の子かと思っていましたが、想像よりもずっとずっと能動的で積極的な娘で、自分に関わったさまざまな人々すら利用し、まさにドヤクザのごとく生き汚く生き抜いた姿には感動すら覚えます。
天国への第一歩を掴んだが彼女たちが、末永く幸せでありますように。
作者からの返信
うぉーけん様
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
私もまさかここまで長い話になるとは思いもしませんでした(もっと言うなら、こんな話になるとも思っていませんでした)。
マルガリタ・アメジストはとにかく悪知恵の働く抜け目のない子として演出しないといけないところに悩まされましたが、自分の中ではわりと出色のキャラクターなのではないかと言う自負があったりします……。
書いていて楽しいヤツでもありますね。
Twitterでもチラッとこぼしておりましたが、二人およびドルチェティンカーのメンバーの行く手にはもう一波乱か二波乱ある予定です。天国はまだ遠そうですが、二人は迷いなくそこを目指して行くんだと思われます(なお、宣伝になっちゃいまいすが、平和な日常を過ごしている後日譚がいくつかあったりしますのでお暇な時にでも……)。
最後にもう一度、本当にありがとうございました。
第31話 変身への応援コメント
嫌なヤツ、が単なる嫌なヤツではなく、主人公が奮起し、力を取り戻す切っ掛けになる。魔法少女ものとは思えない、ストレートな熱さがあります。
王子様系だと思っていたマリア・ガーネットがこんどは救われる側になるのか。いよいよ物語は佳境ですね。
あ、あと、テレジア・オパールが指摘する類型的な物語、まあたしかにそうで笑ってしまいました。
作者からの返信
うぉーけん様
マルガリタ・アメジストが変身するのは構想通りだったのですが、初期構想中ではもっとリリカルに変身する予定でした。
魔法少女同士のタイマンと、ジャンプ漫画が好きだったという地がでてしまって、こんな暑苦しい変身を経ることになりました。これはこれで気に入っております。
この章あたりのテレジア・オパールは自分の中で大化けした手ごたえがあり、調子にのって動かした結果、どさくさに紛れて思わぬ本音をポロっと吐き出してしまいましたね……。
ここからの展開にもお付き合いくだされば幸いです。
第15話 ジョージナへの応援コメント
ホントよく汚い言葉がするする口から出てきますね、サクラさん
作者からの返信
うぉーけん様
ここだけの話、アサクラさんの暴言や粗暴さの演出を考えるのはやりがいを感じる作業の一つです。
これではまだ甘いかな〜? と考えながらやってるので嬉しい評価でした。
第5話 秘密への応援コメント
>悪名高い妖精の運営する企業
これってもしや魔法少女のアダルティな映像を作っていてお盆の高速道路で壊滅した……
生体兵器だったからマリア・ガーネットの右腕もメンテできたんですかね。
お医者様との皮肉と偏屈が混じりあったやりとりいいです、マルガリタ・アメジスト
作者からの返信
うぉーけん様
マルガリタ・アメジストとお医者様の会話は、若干照れ臭かったところもありますがやり甲斐もありました。楽しんでいただけて何よりです。
マルガリタ・アメジストを作った会社と例の会社は別組織ですが、似たような団体さんです。
その辺のことや、マルガリタ・アメジストが右腕のメンテも出来る理由は、これからのお楽しみということでどうか一つ……。
第30話 峡谷への応援コメント
マリア・ガーネットちゃんとマルガリタ・アメジストちゃんがひたすらに可愛いです。もう……こんなに思いあってるのにこんなことになって泣きそう。大好き。幸せになってほしい。
キャラも素敵だし滞るところのない文章にも引き込まれ、どんどん緊張が高まっていくストーリーもとんでもなく面白いです。ピクルズさんはどれ程の本を読んでどれ程の量を書かれたのかと思いを馳せざるを得ません。
みんなの旅がどこへ行き着くのか、見守りたいと思います。
作者からの返信
さゆと/sizukuoka 様
ひゃああ……、お褒めの言葉が嬉しいやら誇らしいやら恥ずかしいやらです。ありがとうございます。
特に主役二人を気に入ってくださったことが本当に嬉しい……。大好きとまで仰っていただけて、作者冥利につきると言いますか、思い残すこともないと言いますか……(ありがたすぎてちょっと混乱しています)。
本作に限らず拙作は先行作品に強い影響を受けて書かれたものがほとんどではありますが、やはり『隣の家の少女』と魔法少女アニメからの影響が大きいようには思います(あと、唐突に萌えの沼に落とされた某アニメのキャラクター二人……。この辺はあとがきエッセイに詳しいです)。
しかし、書き手としてはとても名誉なことではありますが、かなりハイペースにお読みいただいてるのでお疲れではないかと心配しております。
どうか、適宜お休み頂きつつ二人や皆の行く末を見届けてください……。
第17話 青空への応援コメント
マルガリタ・アメジストちゃんとマリア・ガーネットちゃんのCP可愛いです、最高。このキスシーン本当に美味しかった。
マリア・ガーネットファンクラブがあったら即入会していたところです。
ここからクライマックスへ向かうのかな、とわくわくしながら続きも楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
さゆと/sizukuoka 様。
あわわ……コメントありがとうございます。
そのように仰っていいただけて大変嬉しいです。作者冥利に尽きます。
マリア・ガーネットは書く時に最もプレッシャーを感じるキャラクターなので、苦労が報われた思いがいたしました。ファンクラブ、どうぞ入ってやってください……(テレジアちゃんが仕切っている非公式のものならありそうです)。
クライマックスまでいろいろありますが、どうかお付き合いくださいませ。
編集済
第40話 天国への応援コメント
完結おめでとうございます。
更新が楽しみだったので寂しくなりますね。
誤字脱字報告です
私が抱き上げられらくなったマリア・ガーネットは地上に降り立つと
→抱き上げられなくなった
私はお菓子を変えるくらいのお小遣いしか所持していないし
→買える
マリア・ガーネットの魔法を補強する意味を込めて、お仕事用の笑顔に縒よりをかけた
→笑顔に縒りをかけた
作者からの返信
おかげさまで完結させることができました、ありがとうございます。
私もこの子たちを予定していた所に連れてゆくことが出来た解放感に浸りつつも、二ヶ月以上頭の中に居座っていた物語と別れた寂しさを噛み締めております。
誤字のご指摘もありがとうございます。
誤字の多さに何かと雑な性分が出てますね……。
後ほど修正いたします。
第40話 天国への応援コメント
面白かったです。引き込まれて、最後までわくわくしながら読ませて頂きました。マリア・ガーネットもマルガリタ・アメジストも好きでドキドキしましたし、犬耳の子もピンクの子も凄い存在感があって個性的で好きでした。
スノードームの所はハラハラしてどうなるかと思いましたが、思いがけない方法でガラスが割られて驚きました。マリア・ガーネットのお兄様はどんな人だろうとずっと怖かったのですが、いい人というか何でも面白がってるみたいなところがいいなと思いました。
シスターガブリエルは独善的でちょっと苦手ではありましたが、でも悲惨な思いをして苦しんで、彼女なりに善くありたいと思っていたところはやっぱり否定できないし、マリア・ガーネットが優しいお姉さんと言うのであればきっと皆の知らない彼女をたくさん見てきてるんだろうし、ならやっぱり幸せになってくれた方がいいなと思いました。いろんな女の子が出てきますが誰もこの子は駄目、悪者、みたいに全否定されなくてよかったと思いました。
素敵な作品を読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
緩洲えむ様
お読みいただきありがとうございます。毎日いただく応援に励まされていました。お星さまもありがとうございます。
楽しんで読んでいただいたことやキャラクター達に対する温かいお言葉への喜びをかみしめております(なお、ピンク色の子と犬耳の子が主役をはってる短編などもあります。お暇なときにでもどうぞ……かなり下品ですが)。
スノードームの所は我ながらなかなか上手くストーリーを運べたという自負があったので、ハラハラしていただいたことが光栄です。
マリア・ガーネットのお兄さんは、実は復讐心にとりつかれているような人にする案もあるにはあったのですが、ストーリーの収拾がつかなくなりそうだったので現行のキャラクターになりました。
シスター・ガブリエルは、読んでいる方に「何この人……」と怪しんでもらうように作っていたキャラクターなので、苦手意識を抱いてもらって手ごたえを感じています。あまりお付き合いしたいタイプの人ではありませんが、実は書いていて楽しいキャラクターの一人でもありました。
この作品以外にも女の子が出てくる話を書いておりますが、どの子にも長所と短所があるように書いている点にはわりと気をつけて書いているので、そこを評価していただいたことも嬉しいです。
ひたすら長い作品にお付き合いくださって、本当に感謝しております。