第50話 旅立ちの決意

旅立ちの決意

アポのみの回収が終わったので 3人の所に向かう。 捕まっていた彼女は意識が戻っておらずさりげなく鑑定スキルを使っておく 名前がリリーで 年齢が18歳 職業にはメイドとある。メイドさんだ! スキルを使い周りに仲間がいないかどうか調べてみるがスキルの届く範囲内で 見つからない。


「5人にこの辺りにエルフの集落があるのか」


どうか確認を取ると


「そういったものは聞いたことがない」


と答える。 服装を見ると かなり 良い服を着ているようで 育ちの良さが伺える。武器や防具といたものは持っておらず。 こんな森の中を 歩いてくるような服装には見えない。


意識が戻るまではいったいどのようなことがあったのかまたどのような事情があるのかはわかりはないのでそのまま保留とする。 とりあえずバギーを1台出して ややゆったりめの後部座席を作成していく。 斜めに座れるようにスポーツカータイプの座席を用意してそこに座らせる。 このままここにいても何もないので一旦 村の方に帰るようにする。 村までもどるとちょうどいい時間になりそうなので 私が先頭を走り。 2番目に フローラを 持ってきて フローラの後ろにリリーを乗せる。 というのもリリーを乗せるために前の座席を少し前にセットしたので このバギーはフローラか ルナ専用の バギーになりそうだ。 ゆっくりとバギーを走らせながら 出てきたモンスターは魔法で全滅してアイテムに取り込んでいく。簡単な作業で のんびり走りながらなんとか村までたどり着いた。


たどり着いた時にはちょうど夕方になっており。 居残りで作業していた者たちをねぎらっておいた。 例の3人についてはしぶしぶ 作業をしているようだ。敵意感知スキルを起動してみると三つの赤い点があるが まるのいるところにある赤い点はややピンクがかって見えた。 おそらく魔法スキルを取得したことによって敵意が少し薄れているのではないかと考えた。 リリーについてはまだ意識を取り戻さないので そのまま小屋の中に寝かしてある。 シルヴィスト セリスティアに交代で 面倒を見るように言いつけておく。


それから楽しい夕食をとる リリーの文の夕食も残しておくように指示を出し 。後は後片付けと 魔法の勉強会をするように皆に伝えて 私は 村の村長 のところに相談に行く。 相談の内容は発見したリリーのことと 。明日この村を出て王都に向かうと 言うことを連絡した。


「リリーのことについては何も心当たりがない」


ということと。


「村を出て行くことについては できれば残ってほしいと引き止められた。」


しかしここにいても何もできることはないので 出発の決意は変更 するつもりがなかった。


それから 子供を持つ村人の親達から


「子供を奴隷としてでも構わないので連れてって言って欲しい」


と願い出ル要望が 7件ほどきていることを伝えられた。 詳しいことは


「全員女の子で 年齢が14才から19才までである」


とのことだ 詳しい内容を聞いてみると。


「今までの 奴隷商人には売るつもりが全くなく 今回行ってきた私を見てもあまりにも若いので売るつもりは全くなかったそうだ 。しかし今の 子供達への対応を見ているうちに村にいるよりもはるかに幸せだろうと思い できれば私に託してみたい」


とのことであった。


確かにこの村にいると将来はどうもなさそうであるしヘタをすれば 飢饉のような状況に陥り餓死する可能性まで出てくる。 そうでなくとも村をおおうさくは モロク いつ崩れてもおかしくないような状態でモンスター達に蹂躙される可能性まであるのである。


「そういった状況なのでお金はいらないので出来れば連れて行って欲しい」


と頼まれているそうです。 こちらとしてもできれば助けてあげたいし この村にいる女の子ならおそらく可愛いので出来れば連れて行きたいのですが 。


「今後の生活がどのようになるかわからないのでこれ以上人数を増やすつもりはありません。 なので一旦王都に向かい王都で生活の基盤ができ 余裕ができそうならばもう一度迎えに来させていただいてその時にまだ気が変わっていなかったら連れて行かせてもらう」


と 伝えておいた。


それから


「私が作った施設については自由に使っても良い」


ように伝えておく


「基本的に私たちが戻ってきた時以外は村で自由に至っ使って下さい」


と 許可を出しておいた。

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