第35話 はじめてのおつかい

はじめてのおつかい

ステータスについてはこんな感じでほとんどレベルも上がっておらず皆とても弱い 。これからの伸びが気になるが おそらく 経験値取得 関係のスキルがあるのであっという間にレベルも二桁以上になるのではないかと考えている。


ちなみにスキルについては 取得経験値 関係のスキルはレベルを MAX まで上げておく。 さらには 敵意感知というスキルや 索敵というスキルがあったので取得。 敵意感知についてはレベル1。索敵についてはレベル3まで上げておく。 敵意感知については 頭の中に平面図のようなものが丸く現れ そこに赤い点が三つつく 。そこに意識を向けてみると方向的に 我々の小屋のあたりにできいが三つあるような感じがする。


私は危ないと一瞬思ったが その辺りをよく意識してみると 他に7つの青い点が思い浮かんでくる。 どうやら 10人の中に敵意を持っている人間が3人いるようだ。まあおそらく例のさんにんだろうと思いこの件については今は忘れる。 そして索敵については何かが近づいてくると 頭の中に 警告のようなものが現れ 大まかな数・方向・距離を知らせてくれるようなシステムのようだ。


索敵のスキルについては何かが近づいてくると頭の中に警告のようなものが入り大まかな距離や方向そして相手の数などが分かるようになっているようだ やはりこれも敵を探すスキルなので味方については反応しない。 他にも気配察知のようなスキルマであったがとりあえずはこの二つを取ったことで 他のことは後で考えようと思う。 一度にたくさん摂りすぎても混乱するだけだと思うのでこのような措置とした。


そして森を歩いて行くと やはりコブリンヤつのウサギが現れてくる。 最初に現れた 現れたのはツドウサキが一匹であった。一人で敵のもとに行き、 5人には待っているように伝える。ウサギはダッシュしてくるが、基本的にジャンプと停止の繰り返しなので、距離をあわせ、停止からジャンプの瞬間に横に回避して次の停止の瞬間に横から剣で首を落とす。 すでに角ウサギは敵ではなく 簡単に絶命させることができた。


「ご主人様、お見事です。」とフローラ

「ご主人様すごいです!」とエルフず

「ご主人様強い!」とミイ

「強い、ルナも倒す」


「このくらいはな!みんなもすぐにできるようになるさ」と返しておいた


一匹倒したのでみんなのステータスを確認すると シルビィスとルナのレベルが上がっていた。 やはり取得経験値関係のスキルについてはかなりの効果があるようだ。 こんなに簡単にレベルが上がっていいようなのか本当に悩む。 またグループ化の効果の高さにも驚いた。経験値の共有と言う。 ある意味反則的なスキルがあるんだなぁと思ったが パーティ編成のスキルは既にこの世界にあるようなので それほど珍しい効果ではないようだった。


そしてしばらくゴブリン角ウサギと倒して行く。 そしてある程度敵を倒し一番レベルの低かったルナのレベルが10を超えた時に 一旦休憩をとる。 索敵スキルがあるので見張りは特におかす 。周りの木を切り倒し 20 M 四方の 空白地を作る 。その空白地の真ん中でみんなで休憩する。 ちょうど木の切り株に何人かはすわれるような形となった。 そしてファイヤーボールで倒した。つノウサギを一匹取り出し適当にみんなで切って分けて食べた 。


食事時の会話についてはほとんど私の強さについての話となった。 確かに私が初めにツドウサキを一撃で 絶命させた時には周りから驚きの声が上がった。 今まで何気なく倒していたつのうさぎであったが実はかなり強敵なようで 身体能力の高い獣人ですら年に何人かは犠牲者が出ているようである。 そんなうさぎを何気なく一撃で倒してしまったことに対する驚きが みんなの中ではとても大きかったようだ。


その際に居残り組のみんなに食事のことを伝えていなかったことを思い出し どうしようかとみんなで相談すると ミイ が伝言のために一旦小屋まで戻ることを申し出てくる。 しかし単独行動をさせるのも怖い気がしたので 一旦全員でこやまで戻ることを決意する。 木の幹につけた傷を順番になぞって戻っていく際にスキルについてどうしようかと 真剣に悩んだ。


悩んだことについては ポイント式スキル設定についてである 初めからこのスキルについてみんなに説明して理解を得てからこのスキルを使って行くか。もしくは 説明などせずに 徐々にスキルを上げてい。きわからないようにごまかしていくという方法をとるか。 さらにはある程度までスキルを上げてから 説明し事情を打ち明けるか。とりあえず現在取れる選択肢としてはその三つである。


道案内を5人に任せ。 索敵を索敵スキルに任せ。


後はひたすらその考えについて没頭していた。

そのことで新たなスキルを獲得していたのは後で気づく。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る