第32話 にくにく

にくにく

情報収集をしていて比較的知識人だなと思ったのはフローラ・シルヴィス・ミイの3人である 。ワン・ エトもかなりの知識人だったが 秘密保守のため 女性陣から聞くことにした 。


食事が終わって 食後のまどもみの最中に グループ化のスキルを発動してみる。 試しに スキルを発動すると 頭の中に グループ化の対象の 名前が浮かんでくる 。名前の一覧を見ると 見事に 借金奴隷だけであった。 5人の女性を見ながら まずはフローラをグループ化のスキルの対象に入れてみた。 特に意識もせずに入れていたのだが 入れた瞬間にこちらに顔を向ける。 次にシルビィスを 二人目を入れてみると かなり戸惑った様子で周りを見回すことになる。

その時点でフローラから


「パーティー編成をされましたか?」


と質問を受ける 。その一言でシルビスが何か納得いったような顔になったので おそらくパーティー編成のスキルについては結構メジャーなスキルなのかなと思った 。


なのでちょっとフローラを手招きして 小さい方の小屋に入るそこで



「パーティー編成のスキルやグループ化のスキルについて」


いろいろ相談する。


「パーティー編成のスキルについてはそこそこメジャーなスキル」


だそうで、


「グループ化のスキルについてはそう言ったスキルはきいたことがない」


と答えられた。 そこでまずしっかりと口止めをしてから


「これは グループ編成ではなくグループ化というスキルで 私とつながりの強い人間しか 入れないようなスキルになっていると教える 。効果としてはパーティー編成よりも少し強い効果がある」


ことを伝えておく 。さらに


「入れるのは借金奴隷の5人だけだ」


ということを伝えておく。


知りたい情報がわかったのでフローラと二人で皆のところに戻る。 それからみんなに 今日の予定を伝える。


「今日の予定はかりにいくはんと こちらに残り作業する班に分かれる。 そして 居残り作業方法は材木の加工 それから 保存食の 加工 そういった作業をしてもらう予定がある」


ことを伝える。


「班分けについては、 私と借金奴隷 。居残り作業班については残りの男性陣でやってもらう」


ことにする。居残り 作業班の班分けについては 獣人族が 肉などについては詳しいだろうと思い。 保存食の確保獣人族。木材の加工を人間族に頼むことにする。


肉の加工については燻製にするのが良いだろうと思いそういった話を相談してみると 。


「肉の保存食については 乾燥肉にするしか方法がこの世界には無い」


そうである。なので燻製肉についてある程度の知識を教え 試しに作ってもらうように伝える。


「失敗したら失敗したらそれで構わないので あまり美味しくない部位の肉を使って試してもらうように」


頼む。 燻製用の設備としては ぱぱっと 土魔法で作ってしまう。


大体1 M ぐらいの大きめのオーブントースターといった感じのものを作り。それと同じものをもう一つと少し大きめのものをもう一つ作っておく。 最終的にたくさんのものを作る必要が出てきたら小さい方の小屋を使って作業場としてもいいかなと考えている。ロースターについては 出前 で使うおかもちをイメージして開閉式の四角いものを作った。


作業に必要であろうナイフなどを渡しておき 6人で 狩に出発する

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