第30話 常識だよ~
今朝も一緒に食事の用意をしても良かったが色々と考えたいこともあるので食事の材料を渡す。16にんぶんの食事を同じものを作るように指示を出しておく。 食器や調理道具などについても昨日のものがあるのでゴブリンのナイフだけ 調理する人数文渡しておく。 アイテムボックスの中に入れていたので 出した瞬間に綺麗ピカピカの新品同様である 。ただ刃こぼれしたものや破れてしまったものについては修復するような機能はないのでそのままの状態である。 こんな感じで結構便利なアイテムボックスでとても重宝している。さらにこのアイテムボックスには入れた瞬間から時間が止まるような機能があるようでアツアツのうさぎの丸焼きを入れてどれだけ時間が経って出しても熱々のまま出てくるようでとても重宝している。
みんなに
「朝ごはんはだいたいどのようなものを食べているか」
聞いてみると 大体が
「くず野菜のスープなどを食べている」
と返事が返ってくる。では
「何が食べたいか」
と聞いてみると 獣人種族の子供達は即答で
「肉が食べたい。」
と返事をしてくる。
「にくにくにくにくにく~~」
大合唱である。
他の子供達からも
「肉とか野菜とかそういった言葉がちらほらと聞こえてくる」
ので肉と野菜を渡し調理は任せることにした。 私が考えたいと思っていたことはスキルについてである。今まで 鑑定 スキルのレベルを上げてからじっくりと考える時間がなかったのでどのようなスキルがあるのか詳しく分かる手段が見つかったのに調べていなかったのである。 ちょうどいい機会なのでじっくりとスキルについて勉強をしてみることにする 。
見てみると本当にたくさんのスキルがあり 頭がクラクラしてきそうなほどの数である。 全てのスキルを調べることはできない(時間的に無理)ので スキルの名前から有効そうなものについては調べて行くことにした。
「 食事ができた」
との知らせが来たので一旦 スキル調べを中断して 食事の方に向かう。 そして全員で朝ごはんを食べ始める。 スキルについて 有効なものは と言うか見ていて気になったものについては パーティー編成というスキルと グループ化というスキルがあった 。
この二つのスキルについては パーティ編成については最大10人までのパーティーを編成して そのパーティーを編成したものには いろいろな特典が付与されるということである。 大きなところとしては経験値を共有することができる。ということとほかにはある程度の特殊効果についてもパーティーで共有することができるということ。もしパーティーメンバーと離れ離れになってもパーティーを編成している限り大まかな方向と距離は分かるという機能がある 。
そしてもう一つのスキルのグループ化については 本人と 強いつながりを持つ ものを配下に入れ パーティ編成よりも強力な 効果を得ることができる。 そんなスキルだった。 私が考えているものについては経験値の共有なども魅力的だが一番 効果が高そうなことについては ポイント式スキル設定が 効果を共有できることがあれば とても大きなメリットとなってくるので それについて考えていた。
ただこの二つのスキルが 世間一般に知られているものであるのか もしくは知られていないようだった場合こういったスキルはできるだけ隠れて使った方がいい。ということであるあまり知られすぎて変に 特別され扱いをされるのも困ったものなので極力その辺りについては目立たないように やっていくべきかと考えている。出るくいは打たれる。ものごろを簡潔にさらに真実を表現した言葉である。 ただすでに13歳でこれだけのことをしてしまい。奴隷を15人も持っている時点で全然まともではないのではあるが・・・。
特にアイテムボックスなどとんでもない量が入るアイテムボックスを持っていることになる。 現場でアイテムボックスの上限は未だわからない。 10 M かける4 M のこの今住んでいる小屋少なくとも 3倍ぐらいは入る計算になっている。
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