.
寄宿舎での生活の説明を受けるために
母と一緒に向かうため
歩いていくと廊下に
幼なじみの聖(ひじり)がいた
彼は市内にあるろう学校の幼等部の頃から一緒で
二個上だけど私と同じように学年に1人しかいなかったので仲はよかった
おしゃべり上手でなんだかんだ女子からモテていた
だけど聖が高校進学してからあまり会わなくなって今日久々に会う
『転けてたな』
とにやり笑う聖
『もうやだ~…』
ガクリ…
入学式でこけるのは相当インパクト残せるよね…
聖の少し後ろに直哉ってひとが立っていた
直哉とも知り合いではあった
中等部のとき高等部とも部活で交流があったから面識はある
彼、直哉は陸上部でエース的存在だった
健常者のたくさんいる県大会、800mで一位を取ったりとすごいひと
100mでは12秒台でタイムを出せるひとだからすごいよね
とりあえず
『4月からお世話になります!』
と挨拶だけしてその場をあとにした
ようやく寄宿舎についた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます