博士「...」

助手「博士、もう良いのでは？」

博士「...そうですね」

かばん「...？」

博士「かばん、我々はお前を試したのです」

助手「試したのです。だからサーバルは消えないのです」

かばん「え...？」

博士「お前はひとなのです！」

助手「ひとは昔から動物に対し、酷い仕打ちをしてきたのです」

博士「でも、お前は前のサーバルが帰ってこないと言ったのに、今のサーバルを守ると言ったのです」

助手「それはつまり、お前が昔のひとと違うということになるのです」

かばん「そうだったんですか...」

サーバル「かばんさん！」

かばん「わわ！？なんですか？」

サーバル「かばんさんありがとうございます！大好きですわ！」

かばん「えー？ボクは最初から好きだったよ？」

サーバル「かばんさんー！」

かばん「あはは！」

サーバル「うふふ！」

博士「これにて一件落着なのです！」

助手「なのです」

かばん「あ、博士さん、結局サーバルちゃんが戻る方法ってなんですか？」

博士「えっと...ちょっと待つのです」

かばん「はい」

博士「........はい、サーバルを戻す方法ですが....」

かばん「ｺﾞｸﾘ...」

サーバル「ｺﾞｸﾘ...」

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