第5話屋上
「まー君!」
屋上に先に来ていた正弘にミヨリは声をかけた。
正弘は、焼きそばパンを食べてボーッとしていた。「また、焼きそばパン食べてるの?わたしが作ったお弁当あるのに!」
「あーごめん…。っで咲の様子はどうだった?」
「うん、好きな人はいるみたいだよ。」
「やっぱり、朝、咲の部屋から変な声が聞こえたんだ。彼氏と電話で話してたのか…。」
焼きそばパンを食べてからミヨリの弁当を食べ始めた。
「それは、どうかな?」
「え?」
「咲ってガードが固いし、好きな人、学校にはいないと思うよ。」
「バイト先の牧場かな?」
「そうかもね。放課後行ってみようよ。」
「うん。」
咲に好きな人か…何故か胸騒ぎが正弘はした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます