第461話

《今までのノアじゃァ、足手纏い

 にしかならなかった!!》

 SHELLYが冷たく言い放った。

「くゥ!」


《お前のその額の❌(キズ)痕!

 その力を自在に使えれば、

 真の勇者になれるかも知れない

 !!》


「この❌(キズ)痕……!?」

 オレは額のキズを押さえた。


「ナゼ、額に傷痕が出来たのか、

 覚えておらんのか!?」

 爺ィちゃんがオレの額をアゴで

差した。

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