第382話
「ケ、ケ、ケ、ケツゥ~…!?」
オレの声は裏返った。
「キャー~~!」
爺ィちゃんの横で白い服を着た
美女が悲鳴を上げた。
「な!」オレは一瞬、戸惑った。
「もぉ~、お祖父様~! 治療中
、お尻、触るンじゃありません
!!」
美女は、バシッと爺ィちゃんの
背中を叩いた。
「いッたッッたた~ーー!!
ケ、ケ、尻に響くゥ~…!!」
爺ィちゃんは悶絶していた。
「ジ…、爺ィ~…ちゃん!
生きてたのか……!?」
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