第306話

 こうした場合、一旦、落ち着か

なければならないのに、逆に焦っ

て墓穴を掘った。


 さらに奥へ迷い込んでいった。

「SHELLY~~!助けてよ~ー!

 仄かなグリーンの明りだけが

頼りだ。


 これで、真っ暗だったら、それ

こそ迷子だ。

 

 その時、視界の片隅で人影らし

きモノが動いた。

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