第305話

「あ!ヤッベェ~……!」

 洞窟の中は、まるで

迷宮(ラビリンス)だった。

 迷路のように幾重にも脇道が

あった。


 気付いた時には既に遅かった。

どこが出口なのか、全く解らない

 グルグルと同じような迷路を

彷徨(さまよ)っていた。


「SHELLY~~ー!助けて~~!

 !」

 大声で叫んでも反響して位置が

掴めない。







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