第213話 

『お~~い、ふっざけンなよ

 ~~~!!』

 遥か彼方で首だけのドラゴンが

怒っていた。


 首の無い胴体は、またグルグル

と首を探していた。


「おい、ナポレオン!」

 オレは呆れた声で、

「不意討ちすンなよ!

 可哀想だろ!何回、首斬ったら

 気がすむンだよ!!」


《だって、アイツが……!!》

 ブツブツ文句を言っていた。











 

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