第214話

 仕方なく、またオレがドラゴンの胴体へ首を運んであげた。

『悪っりィ~な!チビッ子!!』

 ドラゴンが首をくっ付けて

礼を言った。

「誰が、チビッ子だよ!!」

 

 ドラゴンはナポレオンに向かって、

『バカか!お前は~~~~!』

 吼えた。

《あンだよ!》


『お前は、勝つなら、どんな

卑怯な手でも使うタイプか!!』



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