第193話 伝説の折れかけた棒やで~

《アホやな~!カッコい~やろ!

 折れかけやで~!!》


「使えるか~!

 折れかけのこん棒なんか!!」

《タダの折れかけやないっ!

 【伝説の折れかけのこん棒】や

 ~!一家に、一本欲しいやろ 

 ~!!》

「いるか!!そんな折れかけの

 こん棒なんか!!」

 ちょっと両端に力を掛けた

だけで、またポッキンと折れた。


《あ!!》

「あ、じゃねぇよ!!

 こんな折れかけのこん棒なんか

 使えンか~~!!」

 オレは、折れた棒を叩きつけた。





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