第142話 美女ばっかと相場が

 一瞬、二人は顔を見合わせた。


《ないやろ~~!それは~~?》

「そうじゃ、滅亡寸前の村人は、

美女ばっかと相場が決まっておる

!!」


「どんな相場だよ!!」


《ブスばっかを助けに行く

 話しなんか、誰が見るンや!》

「そうじゃ!待ち受るのは、

 まだ見ぬ美女と決まっておる

のじゃ!!」





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