第69話 オーラが天空へ

 全く何も聞こえない。

 無音だ。

 先ほどまでの喧騒がウソのよう

だ。

 次の瞬間、ズッキ~ンと額の

❌《クロス》のキズ痕が疼いた。

 さらに、

 ドド~~~~~~~ン

 と、雷鳴が轟くみたいな

轟音が響いた。


「うッわ~~~~~~!!」

 まるで、全身が爆発するような

気分だ。

 蒼白いオーラが天空へ放たれた。




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