第68話 唇を重ねた

 ゴクッと咽喉が鳴った。


 興奮で身体が震えてきた。

 蒼白いオーラがオレたちを

包んでいった。

 胸が、絞め付けられるように

昂(たか)なった。


「アンジェラ!!」

 オレは、【美乳天女】の

寝顔を見詰め、小さく呟いた。

 ゆっくりと唇を重ねた。

 キーーーーーンと言う耳鳴りの

ような音が響いた。

「う、ぅ~~………」

 一瞬、耳がおかしくなったのか

と思った。

 




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