第4話 キスしてみたい

 肩の辺りを優しく撫でていった。


 眠り姫は、全く起きる気配がない。


 今、すぐにでも抱きしめたい気分だ。




 心臓のドキドキが聴こえそうなくらいオレの胸はたかまっていた。




『あ、あ……❗❗❗』



 キスしてみたい。



 こんなアイドルのように可愛い美少女とキスなんて金輪際ないだろう。



 みずみずしい唇にきつけられるように顔を近付けていった。




 


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