2021年
174.一作にこだわるのも大事だが
この創作界隈にいますと、自分の作品についていろいろと考えさせられます。
「自信のある一作を取り上げてもらいたい」とか「いやいや、様々な作品を次々と生むべきだ」とか。
結論から言いますと、自分は「現在」のところ「どんどん新しい作品を書いていくべき」側です。まあ、現実は次々作品を生み出せていないですが、それも過去の自分の遺産を処理しなくてはならないため。
一作にこだわり続けていた結果、壮大な物語を作ってしまい、結局それをまとめるのに苦心する数年を続けております。
自信のある一作を手直しして勝負するのも大事だと思いますが、その結果、一作を延々とこだわり続けるのは悪手だと思います。むしろどんどん十万字クラスのものを書き上げて話を作りまとめる力を高めていくではないかと。
いつかどこかでどれかの作品が受賞したりピックアップしてもらえれば他の作品にも注目が行ってそちらも書籍化……なんて事例も何度か見ています。
「自分には何が向いているのかを見出す」「流行りの要素を盛り込んで作る経験値を得る」「誰か特定の方のためだけに作る」など、実は書くための理由や得られる力は多岐にわたりますし、これらは一作完成させなければ得られませんん。
自分の場合だと、意外と恋愛関係が評価してもらえたので「そっちも書けるのか」「作品にそっちの要素も盛り込んでいけそうだ」と次の作品へのモチベーションも上がります。
書籍一冊分になる目安である十万字にまとめることは実際かなりの難易度です。それだけで話を完結させ、一定の文章力があれば書籍化は近いのではないかと思います。
カクヨムに登録してからお付き合いしている作家の方々が次々と書籍化している中、そんなことを最近思いました。
さて、まずは目前に迫った「まおはな」の完結向けて頑張ります。
今回はこの辺で。
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