70.一言のクリティカル

先日、嬉しい言葉をいただきました。

「小説に惚れてしまいました」

先週は妙なほど無気力になっていたのですが、この言葉が契機となって何とかしようと動き始めることができました。


書き続けることは非常に精神力や根気が必要となります。それが長編ともなればなおさらです。そんな時に応援の一言や感想をもらい、レビューをもらえることは何よりも活力につながります。

先の「惚れました」の言葉はまさにその一つです。自分の書いた作品を、とても気に入ってくれている。しかもその表現として「惚れた」という言葉を選んでくれたことは非常にありがたいものでした。


続きを読みたければどんどん応援するべきだとどこかで聞いたことがあります。作る側は心血を注いで書いた作品が誰かに届いているのか、常に気になります。一言だけでやる気になって、気に入った作品の続きを読めると思えば安いものではないかと思いました。


ただ逆に、たった一言で筆を折ることだってあります。

言葉を使う立場だからこそ、たった一言に敏感なのかもしれませんね。

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