No.48「ファイルのマニュアル」
クロウ「…。」グレイ「これでいいんだ…世界の連鎖はこれで断たれる…ありがとう…0&Z…。」
クロウ「…気に食わんな。」グレイ「…え?」
クロウ「お前の答えはそんなものか?グレイ。」
グレイ「あ、兄上?」
チャカッ!
クロウが0&Zに向かって銃を向ける
グレイ「な、何をする気です?」クロウ「どけ!この臆病者!失望したぞグレイ!」グレイ「な…!?」
クロウ「世界に怯えて生きるのか?世界を恐れて亡びるのか!?悪いが俺はゴメンだ!早くどけ!0&Zをぶっ壊してやる!なんならグレイ、お前を先に逝かせてやろうか!?」グレイ「…!」
クロウ「目を覚ませグレイ!世界を終わらせても、次の世界に生きる者がさっきお前が書いたファイルのマニュアル通りに生きると思うか?」
グレイ「!!」クロウ「そんなことは有り得ない!あってはならないんだ!この世界のヒトは俺たちだけじゃない、この星の生命体は我々や神獣だけじゃないんだ。」
グレイ「…では、どうしろと…!?」
クロウ「どうもしない。」グレイ「え!?」クロウ「一番亡びを恐れているのはお前だよグレイ!」グレイ「えぇ!?」クロウ「亡びを忘れていては生きられないと言いながら亡びから逃げている。だから現実を受け入れろ。他人を巻き込むな!」グレイ「そんな…。」
パンジャ「フフッ!フフフフ…!」
クロウ「!!?」グレイ「パンジャ!?」
パンジャ「ハハハハハハ!」高笑いするパンジャ
パンジャ「始まるわ…私の世界が!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます