プロローグ「~時代~」

その昔か、遥か先の未来か、定かではない時代に、青く輝くそれはそれは美しい星があった。その星では多種多様な文明がそれぞれの時代を作っては壊れていった。その星が出来てから46億年―。ヒト と呼ばれている文明種族が上にたち、その他の文明は静かに進化を進めていた。次の文明の主役は我々だと言わんばかりに…。その星でいう46億4000年目。発達しすぎた文明をその時代諸共崩壊していった。ヒト と呼ばれる種族はその星が再び青い星になることを願い、祈りその星を黒く染め、ヒト はその星を去った。100年後―。ヒトはその星に戻って来た。その星はわずか100年足らずの間で青い星に再生していた。

…しかし、再び青く染まったその星はもはやヒト が住める場所ではなかった。猛獣や竜、ヒト が見たこともない世界に変わっていた。そこに降り立ったヒト たちは星をリセットするかのように、今度は真っ白空間に変えようとする。しかし、獣たちがそれを許す訳もなく、獣たちは反発した。それから3000年―。その星は3つに割れ、1つは黒い大地、1つは白い空間、中心にある、もう1つのキューブの様なその場所は赤く染まっていた。

1つでなくてはならない文明は3つに別れてそれぞれの時代を作りあげていた…。

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