　まさかこんな、一ヶ月にも渡り人々の生活リズムを破壊するイベントを毎年開催してたんですかね。カクヨムさん。心ある人間の所業とは思えねえよ。血の色ケミカルな緑とかしてんじゃないの。

　まあそんな罵倒は心の中ですら一度も吐いた事はありませんが、日々を破壊されたのは事実であるものの、何とか全十一回、参加終了しました。フゥーッ！

　途中で全クリは無理だろうなってチラホラ思ってたんですよ眠たいから！　でもこんなハイペースでお題に沿って短編を書きましたから、めっちゃいい練習になったと実感しています！　どうせ来年の私はこの苦痛を忘れて、「時間あったら今回も参加しよ。参加するんならなるべく全クリ目指して」とか思う事でしょう！　一点でもハイスコアを目指したがるゲーマー魂を燃やして！

　参加の際、書き慣れてない短編を十一本もやろうってんですから、参考に参加作品を読もうとしたんですよ。実際ちょろっと読みました。でもその時に気付いたんです。それぞれの締め切りがアホ程近い中ネタが思い付かない苦しみの果てに、パクるかもしれないから読まない方がいいかもコレと。だから早々に、してもフォローまでに留めました。正解だったと思います。これから溜まったフォロー作品を読もうと思います。いや、クタクタなので暫く寝てるかもしれません。

　っていうここまでの内容を、三月三十日に書いてたんですよ。眠くなったので下書きで一旦置いといて、今日に至っているのですが。KACが終わったので、公募用の長編を更新したいなァーと、先にそっちの作業をしていました。推敲に時間がかかっているので、取り合えず今月は一章分更新予定です。頑張るぞーい。フゥーッ。

　KACに参加する際、事情があって公募の締め切りを延ばしたとは言え、そう他の事に時間を割いてていいのかなとかなり迷ったんです。でもカクヨムコンの短編賞で最終選考に進めた結果を見て、私にも短編って書けるんだと知った時、折角知れた自分の可能性をほったらかしておくのは、勿体無いと感じたんです。締め切りに間に合わせるのは勿論大事ですけれど、それまでの私とはそれに重きを置く余り、結局短編っていう苦手な事に挑戦して来なかったじゃないかって事も思い出して、やってみようという気持ちになりました。何か言い訳みたいですけれど。いや、違うのかな。

　駄目ですねこう頭でっかちじゃ。やっぱり私、自分で決めた事をきちんとこなしたい余り、どこかで挑戦をネガティブなものに捉えています。あーやだやだ。人なんて変わらないと成長しないものなのに。価値観を変えるとは、兎角難しいですね。ていうかこれ、前回も似たような事書いてませんでしたっけ？　もっとこう、湿っぽくない、最近の出来事の話をしましょう。

　私は飲酒も喫煙もしないんですけれど、それって一部のおじさんには面白くないそうで、「お前は酒も煙草もやらないなんて一体何を楽しみに生きてるんだ」と絡まれたんですよ。私はそれに対し全く悪意無く正直に、「そんな事言ってるから臭いデブなんですよ」と答えたんですが、何か黙られました。こういう時の対処法をご存じでしたら教えて下さい。まるで分からなかったんですけれど、他にいい返事があったんでしょうか。臭いのもデブいのも事実でした。嘘は言ってません。

　一つ落ち度らしいものが思い当たるんですけれど、この「そんな事言ってるから臭いデブなんですよ」は、誠意のある返事ではなかったんです。そのおじさんが煙草臭くて酒太りしてるのはマジでガチな事実なんですけれど、でもこのおじさんの、「お前は酒も煙草もやらないなんて一体何を楽しみに生きてるんだ」という問いの返事には、なってないじゃないですか。質問に答えてはいない訳ですね。その不誠実さが嫌だったのかなと思うんですが……。

　私が飲酒と喫煙をしないのは以前ここで、「不健康だからしません」とちらっと触れた覚えがあるんですけれど、もっと正確に言えば私臓器提供意思表示カードに、「使えるものは臓器でも骨でも何でも全て使って下さい。相手は問いません」って書いて持ち歩いてるからなんですね。飲酒喫煙したくないんですよ私の内容物が駄目になってしまうから。「何でそういう思想を持ってるの？」って訊かれたらそりゃあ……。人間いつ死ぬか分かりませんから、どんな最期が突然訪れてもなるべく悔いが無いように、意味や価値のある人間であったと思いたいからですよ。最後に臓器提供という形で、もし誰かの役に立てるなら、どんな人生でもちょっとは意味があったかなって、思えるじゃないですか。子供の頃から正義の味方も憧れですし、自分に出来る範囲で人を助けられる行動があるんなら、やりたいですし。話す相手によっては笑われる思想ですが。自分の為だけに生きる方が、私は面白くないよ。

　でも何でこんな事その辺のおじさんなんかに話さないと駄目なんだよって気になって、言わなかったんですけどね。絶対こんな真面目な話したい訳じゃないだろうしこいつって。嫌ですよ何か。プライベートじゃん。反対されたらめんどくさいなーって、そういう内容を書き込んだ臓器提供意思表示カードを持ってる事、親にも言ってないのに。

　別に、飲酒喫煙をされる方を否定はしませんけどね。不健康とは思いますけれどその判断だって、私が臓器提供意思表示カードを持っている理由と同じ、個人の自由なんですから。でもあのおじさんにはどう返せばよかったんでしょう？　冗談が利かない奴であるとは多分伝わったでしょうから、雑な話しかけ方はもうしなくなると思うんですが。まあいいかな。覚えてたら、今度周りの人にも訊いてみます。

　それでは今回はこの辺で。

　よい一日を。