4月です! 花粉症で目が痒いです!

木元家春のホラゲ大会。


 こんばんは。木元です。


 外に出られないので、末弟とホラゲ大会をやる事になりました。


 ルールは、お互いが一本ずつお勧めのPS4用ホラーゲームをAmazonで買って来て、お互いにプレイして貰い、よりビビった方が負けっていうシンプルなものです。ふっかけてきたのは末弟の方。彼は私がこの頃、家でホラー映画を沢山観ているのを知らないようで、私が以前のようにビビり散らかすから絶対に勝てると思っているようです。愚か者ですね。ちゃんと事前に、私ホラー耐性が平均より上になってるかもしれないよとは話したんですけどね。でもやめないそうです。慢心だわ。


 と言いますのも、私は偶然にもNetflixにて、家で仕事をしながらホラー映画を垂れ流してたんです。最近観たホラー映画のタイトルを挙げてみましょう。


 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』

 『呪怨2』

 『呪怨 終わりの始まり』

 『震える舌』

 『ジェーン・ドウの解剖』

 『こどもつかい』

 『イン・ザ・トール・グラス ―狂気の迷路―』


 どうですか、この、もうその辺のホラゲではこいつビビんないだろうなと思わせる本数とタイトルは。私、『呪怨』シリーズは飽きて一作目しかビビらなくなりましたよ。構成がほぼ同じなので連続で観るとすぐ飽きるんですよこのシリーズ。一番怖いと感じたのは『震える舌』で、一番面白いなと感じたのは、『ジェーン・ドウの解剖』でした。興味ありましたら是非。


 その上、何で私は洋ホラーより邦ホラーが苦手なんだろうという点に興味が湧き、ホラー映画やホラーゲームによく使われる手法を調べてたんです。ある程度納得のいく答えが出ました。何も知らなかった以前のようには、ビビらないんじゃないかなあ……。ホラーの仕組みや知識を得た上に、それに対する自分の感情の変化の理由を、一定にですが説明出来るようになってますからね。一度論理的になれば強いもんです。考えるって大事。


 一方の末弟は、ホラー映画は苦手なんですけれど、ホラーゲームは平気なんです。バイオハザードシリーズを嗜んでいたので、ゾンビや多少のグロにはビビりません。でもこの「平気」とは、正確には限定的なものでして、正しくは、「主人公が敵に反撃出来るタイプのホラーゲームは平気」なんですよ。純粋な、ただ幽霊や殺人鬼から逃げ惑わなくてはならないホラーゲームは苦手なんです。よくそんなので今の私に挑もうと思ったなあいつ。ホラーに対する論理的思考を手に入れる以前にそもそも私とは、学生時代の解剖実習経験から、死んだ生物生きた生物の肉体やその一部がどのような形で現れようと、興味は覚えてもまず動じないからグロ耐性高い筈なのに。


 という私の持ち味を、大会開催前に末弟へ話したんですよ。隠してたら卑怯に感じて。でもいけるって言うんです。ほんまにぃ? という訳で、それぞれでお勧めのホラーゲームを用意する事になりました。


 私は既に、知る人ぞ知るサイコロジカルホラー、『ネバーエンディングナイトメア』を用意しています。敵への反撃要素は一切無し。純粋なホラーゲームです。精神的に疲れてしまった主人公の男性が、繰り返される悪夢の世界を彷徨うって内容ですね。男性の妹が死んだり殺されたり、医者になったり男性の奥さんになったり、悪夢の内容は無秩序かつ病的です。ステージも自宅を思わせる屋敷や精神病院と無茶苦茶なタイミングで変化する、精神的な恐怖で勝負して来る作品ですね。開発者の実体験が元になっていますので、上辺をなぞったような安っぽさも一切無し。血の赤とモノクロの三色のみで描かれる横スクロールの世界観は、シンプルながらいい味が出ています。


 と、熱く語ってみましたが、全く勝ちを狙いに行ったタイトルではありません。単に私が前々から遊んでみたかったゲームなので、これを機に買っただけでした。なんなら末弟の前でクリアしましたし。操作も歩くか走るのシンプル操作で、ゲームの難易度は小学生でも出来る超簡単なものなんです。ネタバレ平気かつ、寧ろ事前にしっかり調べたい派の末弟も、私が遊ぶ前にこのゲームの実況動画を覗いてました。なんですけれど彼、私のプレイ画面を見て、「絵が怖い」ってビビりやがりましてね。何だそれお前はよ。


 私は怖くなかったんですよ。そもそも怖いと思って買ってませんし。寧ろ、何年も前から遊びたかったゲームなので、終始ニコニコでクリアしました。トロコンしようと二周目に突入する私の側で末弟は、「出来ない」だの「姉ちゃんがいないと無理」だのと。こんなシンプルなゲーム出来ない訳ねえだろお前一体何年ゲームしてんだ。


 そんなヘッポコカス野郎が用意したのは、先週四月三日に発売されたばかりの、『BIOHAZARD RE:3』。バイオハザード3のリメイク版ですね。しかもこのタイトル、年齢制限が二種類ありまして、十八禁の方のグロレベルマックスの方買ったんですよ彼。勝つ気満々やんけ。めっちゃ怖いらしいんですよ今回のバイオ。私バイオなんて、4の序盤の村でチェーンソー振り回す農家ジジイに三回連続で殺されて、意気消沈してやめたぐらいのプレイ歴しか無いのに。私あの時本当は、ウィッチャー3やりたかったから、全くやる気無かったし。農家ジジイ以外に私に残されたバイオへの記憶なんて、レオンの髪型が全く好みじゃなくて、クソダサいと常に感じていた事ぐらいなのに。あんなん辮髪べんぱつの方がマシ。


 まあこのリメイク版が届くのは、今月下旬頃なんですけどね。私はネタバレ大嫌いなので、実況動画もプロモーション動画も一切観ていません。届き次第大会は開催されます。でもバイオってめちゃくちゃ洋ホラーじゃないですか。多分そんなビビんないですよ。ジャンルにもよりますけれど、ゲーマーってゾンビ見慣れてる所あるし、私はグロ耐性高いし、ホラーの知識もある今だし。問題だと感じているのは、最近FPSやTPSを全くプレイしていないのでAIMなんです。と、イキッておきます。


 勝負の結果は、面白かったから報告しますね。



 では今回は、この辺で!


 

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