応援コメント

端末直ってハッピーです。」への応援コメント

  • ええっ!エピローグはダメなんすか!一度使いました。もう、頭の中でラストシーンとセットで浮かんで代替案も無いまま書いてしまってた!
    でも、確かにその作品のエピローグの第一話と第二話のPV数がもんのすごい隔たりがあるのですよね。そういう理由だったのですね。

    作者からの返信

     めっ……ちゃ、溢れ返ってますよ。そういうタイトル。「はじまり」、「終わり」、「プロローグ」、「エピローグ」、もう何ッ十回も見ました。私のような飽きの早い読者からすると、もうそのタイトルだけで、去ってしまいます。

     ちょっと捻った方がいいのでは……? と、個人的にですが、強く感じましたね。まあ一つの意見として捉えておいて下さい!

  • こんなところに「本当にあった怖い話」第一弾があるから侮れない。
    シリーズ化できるんじゃないですか。

    怪談ファンっていますからねえ。夏はマジで需要が高まるみたいしなあ。
    いや、しかし、コメント欄の返信で短編書く人は初めて見ました。

    作者からの返信

     読まれておりましたか。ここのコメント。涼月さんへの返信内容の事ですよね。信じてくれます? 疑われそうだから人に話した事は、殆ど無いんですけれど。
     シリーズ化ですか……。考えた事無かったですねえ。また短編自体は、やってみたいなあと思っていた所ですし、書いてみようかなあ。

     いますもんねえ怪談ファン! ビビりな私には何がそんなに楽しいんすかと正直疑ってしまいますが――いやいや、実際に遭った事無いから高みの見物みたいにのんびり触れられるのかもしれませんが、遭っちゃったら二度と関わりたいなんて思えなくなりますからね本当に! 確かに夏は需要高まりますけれど。人の楽しみとは分からんものです……。

     確かに、短編みたいになっちゃってましたね。さっき読み返して、笑ってしまいました(全く笑い事ではない内容ですが)。折角ですしこの内容も、その内短編に纏めようと思ってます。 

     ちなみにこの日記に頂いたコメント、この高羽さんので、四十四件目ですよ。

    編集済
  • 端末直っておめでとうございます!

    作者からの返信

     あぁあありがとうございます! やっとまともに活動出来ますよ……!

  • なるほど!
    勉強になります。って、まだ小説書いてないけど、脳内迷路のはじまりがそうだったので、直しまーす、さっそく!

    作者からの返信

     参考になれたようで嬉しいです! あんまりタメになる事書けなかったかなあ今回と思っていましたので!


     ……あと、例の金縛りの話があるじゃないですか……。エッセイの方でお返事を頂いていたと思ったら、その日の内にまた近況ノートの方へコメントを頂いており、大変感謝しております……。わざわざ調べて頂いて……。
     今更ですけれど補足的な情報提供があるので、こちらで報告しますね……。多くの不思議な体験をされている涼月さんに、かなりレアケースな金縛りと、お返事を頂いておりましたので……。

     心臓には特に問題を抱えていませんよ。学校などである健康診断で、引っ掛かる年もあれば引っ掛からない年もあったぐらいの、それは軽い不整脈ぐらいです。

     金縛りとは、強いストレスでも起こるとお返事の中にありまして、確かに色々あったしなあと、確かに納得出来たんですよ。私にとって世が青春時代と呼ぶ歳の頃は、地獄真っ只中ってぐらいハードな時期と重なっていまして、んな並の十代みたいに浮かれてないっていう。強いストレスという原因になりえるものは、確かに十分にありました。……が、ある、妙な経験をしたのも高校生の頃で、以来そういった経験は無いのですが、二度はあったんですよ。そういうオカルトっぽい事。

     部活中の昼間でした。まだまだ太陽は高く、空はオレンジ色にも染まっていない。もう夏が近かったんでしょうね。皆半袖のブラウスを着ていて、部室の廊下の前で、練習時間が来るのを待ちながらバンドメンバーと、次にコピーする曲を決めようと、新しいスコアを眺めてたんです。どれにしようかなって、輪になって床に座り込んで。もう何冊も散らかして。偶然その時は、私達以外に誰もいませんでしたから。

     私も含め、皆も真剣にスコアに目を落とし、あーだこーだ言ってたんですけれど、ある内の一人が、急に息を飲んだんです。ひって。私の向かいぐらいの位置に座っていた、ボーカルの女の子なんですけれど。
     窓の無い、防音仕様の分厚い部室の壁と、重い鉄扉から、上級生の練習音がひっきりなしに聞こえてくる静かとは言えない中で、はっきりと聞き取れたぐらい。蝉の声も消せるぐらい、結構響くんですよ楽器の音って。

     窒息したような勢いでした。普段彼女、私のように濃いキャラではない女の子らしい子で、そういう言動取らないんですよね。本当に何かある時でも無い限り。

     彼女がスコアから、唯一顔を上げていた事を、その声で気付きました。ほぼ向かいに座る私の方を見て、固まっちゃってて。
     目線から私ではなく、もっと遠くの方を見ていると気付いたのですが、それは尋常じゃない表情をしていましたから、先に後ろを確認する気にはなれませんでした。私の視線に気付かないまま、向こうを見て固まり続ける彼女が、どうにも気になってしまって。

     どうしたのって尋ねると、変な人がいるって。

     私達の遣り取りで他のメンバーも異変に気付き、全員スコアから顔を上げます。私は言葉の意味が一瞬分かりませんでしたが、すぐに後ろを振り返りました。でも、誰もいないんですよね。廊下はいつも通り真っ直ぐ伸びていて、突き当りにある、軽音部員ぐらいしか普段使わない薄暗い階段が、ぐるぐると続いているだろうと、ここからは見えませんが分かります。階段から顔を出して、廊下を歩いてくる誰かをじっと待ってみましたが、やっぱり誰もいないんですよね。


     そうして、数秒後ろを振り返り続けて顔を戻すんですけれど、でも彼女やっぱり、向こうを見て固まっちゃってて。何なら、恐怖の色まで滲んできていました。人の感情とは、周りに伝染します。私も急に空恐ろしくなってきて、他のバンドメンバーも不安そうに、彼女に尋ね出すんです。何度も何度も。どうしたのって。何かあるのって。その言葉は私と同じく、彼女以外の人間は、何も見えていない証でした。
     いやだって、私も何度か聞き返しながら、何度も確認したんですよ。二、三回は振り返っては確認しました。どこ? どんな人? って。そしたら彼女、黒い男の、大人の人って。廊下の柱の陰から、こっちを見てるって。

     ……いないんですけどね。そんな奴。

     防音仕様の部屋が続く廊下でも柱の太さとは、各学年のクラス教室が並ぶ廊下と変わりません。もう振り返るまでもなく分かります。そんな所に成人男性は隠れられないし、だからそんな奴、いないって。

     でも彼女、あそこにいるって、もう泣きそうになりながら指さすんですよ。私の背中の向こうへ。そんな事されたら反射的に振り向いてしまうじゃないですか。でもやっぱり見えなくて。でも振り返っている間にも彼女は、そこ! あそこ! あっちにいるじゃん! って、どんどん慌てていくんですよ。他のメンバーは真っ青になって、もう動けなくなっていました。私だって真っ青だったと思います。彼女は普段、絶対にそんな冗談を言わなければ、芝居上手な人でもありませんでしたから。誰も得しないでしょう。こんな嘘。

     嘘をつくとか、誰かを困らせでもしたら、私が怒って説教しに来る性格であるという事は、バンドメンバーに拘らず、友人なら誰でも知っていましたので、ふざけてそんな真似をしてみれば、拳骨も有り得るぐらいの勢いで怒られると分かっていましたし、何より嘘には見えなかったんです。誰もいない廊下を指さして、本気で怯えてるなんて。誰もいないよって言っても、いるって大きな声で返すだけで、パニック状態でしたから。

     まあ立ち上がって、彼女の指すままに歩いて行ったんですけどね。膝ガクガクですし、超怖いですし、これっぽっちも行きたいなんて、本当は全く思ってなかったんですけれど。
     その怪現象が起きている最中でさえ当時の私は、幽霊とか、オカルトとか、そういったものは、不気味だなとか怖いなとかは思ってはいましたが、少しも信じてはいませんでした。正確には、そういうものを題材にされた映画などが怖いなと思っていた意味であり、存在するなんて思っていなかったんです。でも友達が困ってるしと、どうやったら誰もいないから大丈夫だよと伝えられるだろうかと考えた時、そこに行くしか思い付かなかったんですね。

     やっぱり私には何にも見えない、廊下の柱の裏の前に立つと、彼女の方を見て、男が立っているらしい位置の壁を、ぺちぺち叩きました。ほら誰もいないよって、わざと明るい声で言いながら。全然腕に力が入っていなかったのを、今でもはっきり覚えてます。右腕だったんですけれど、肩からぶら下がる肉塊みたいにみたいになってしまっていて、持ち上げるのすら重く感じました。

     いないいない。ほら大丈夫って言いながら、もうそれは相当強がってぺちぺち何回も叩いたんですけれど、彼女もう泣き出してしまっていて。他のバンドメンバー達がスコアを片付けながら、慌てて彼女を連れて、そこから離れていきました。木元は一人で大丈夫だよねというか、まず彼女をここから離さないといけないからごめんみたいな視線を、こちらに投げつつ。
     いやちょっと待って全然伝わってないだろうけれど私も超怖いからつか置いて行くとかマジありえねえだろと内心泣き叫びながら、でもそこでバタバタ走り寄るのも彼女を怖がらせてしまうかなと思い、それは悠々と歩いて後を追いましたけどね。一人で。強者の如く。勘弁して下さいよ本当。まあ確かに、賢明な判断でしたけどね。留まっていても、いい事なんて無かったでしょう。


     そんな事が以降も、ちらほら部室付近で続きまして、そこからあの金縛りに遭うようになったんです。偶然……ですかね? 確かに、物理的な可能性もある時期でしたから、本当はどうなのか分かりませんが。でもうちの軽音部の部室、幽霊が出るって有名なんですよ。その一件があってから顧問の先生に聞いたんですけれど、よく練習終わりの暗い頃になると、部員達から幽霊見えたって、昔から聞くもんだと。ランドセルをしょった女の子が、ぱたぱた廊下を走って行ったとか、生首が遠くでくるくる回ってたとか。いやでも、私は見えない人間なんで、やっぱり疑いは残りますが、でもバンドメンバーのあいつは、何か見えてたよなと、不思議というか、不気味な気持ちになります。以降の妙な出来事も、全部彼女だけが何か感じ取っていて、他のバンドメンバーや私は、やっぱり見えなくて困惑するってパターンでしたし。その度に何かいるらしい方へ、私が確かめに行っていたので、その度に貰ってたんですかね? もしかすると。何か変なもの。


     彼女とは卒業してから会わなくなって、大学に入学する頃には私の金縛りも、綺麗さっぱりなくなっていました。得体の知れない三年間です。あれ以来幽霊の存在は、とても否定出来なくなりました。やっぱり私には、何にも見えないんですけどね。


     長々と書いてしまいましたが、どうでしょう。
     ありましたよ。そんな事。

     また何かありましたら、近況ノートでもこの日記でも、お好きな方へご連絡下さい。

    編集済
  • 端末復活、おめでとうございます!

    作者からの返信

     ありがとうございます! 本当に嬉しい!!