παρελθόν 7(12)

 ペルセポネから『娘と等しい貴女に』と愛用品であるルビーのピアスの片割れを下賜された。そして現世に向かうと苦役中のヒュプノスの子供を預かる育て屋の許で丁子は教育を受けた。次世代を望めない体のヒュプノスが育て屋として働いていた。死を司る故に任務が重い為、死神は世代交代を機に死を許される。次世代を残さなければ死ねない。子を望めぬ体質の育て屋はノルマを達成すれば死を許される。救済措置として作られた役職だった。


 早々と育て屋の許での教育期間を終え、丁子は独り立ちをした。ペルセポネ同様、丁子を案じていたヘカテは死神が集まる酒場のステュクスのマスターであるパンドラに丁子のフォローを頼んだ。パンドラは丁子の悩みをよく聞いてやった。


 丁子は数年後に育て屋として任に就くまで、先ずは一柱の死神として任を遂行した。彼女は革命前夜のとある国に拠点を構え、任に就いた。


 王が課す重税で国民の生活は疲弊しきっていた。貴族や僧侶、金持ちの商人が優遇され、貧しい国民は割りを食っていた。人の命はパンよりも安い。飢えに堪え兼ねた者は悪知恵を働かせて犯罪に走った。しかし要領が悪ければ捕まり、処される。飢えて死ぬか処されて死ぬか、どちらかだ。民衆の不満は徐々に膨れ上がる。そのガス抜きになったのが公開処刑だった。飢えて殺伐とした民衆は数少ない娯楽として刑の執行を楽しんでいた。


 丁子は斬首台に群がる民衆を遠くから一瞥する。飢えた自分達が一歩ずつ死に近付いているのにも関わらず、斬首を一目見ようと浮かれるなんていい気なモンだ。鼻を鳴らすと本日の務めを果たすべく、死亡予定リストを片手に該当人物が働く工房へ向かった。


 昨晩ケール女神から手渡されたリストの人相書きを眺める。確認すると紙を外套の内ポケットに仕舞う。


 大通りから一本外れると途端に静かになった。この辺の住人は皆、処刑を見物に行っているらしい。……もしかしたら目当ての人物も不在なのかもしれない。……まあいい。チャンスはまたある。期日までに務めを果たせば良いだけだ。


 丁子は周囲を見渡し、人の目がない事を確認すると右手の包帯を解き、死神の証である爛れた手を空気に触れさせた。すると丁子の姿は通りから消えた。


 風景に透過した丁子はピアノ工房へ歩み寄る。幸いにもドアは開け放たれていた。音もなく忍び込めるとは楽なものだ。少しでも音を立てれば敏感な人間なら警戒し動き回る。そうすると仕事がしにくい。包帯を解けば人間から姿は見えなくても苦労は多い。


 工房へ入ると木の香りが漂った。部屋の中央には大きな作業台が鎮座していた。その上には腕木や天屋根の形にカットされた板や工具が無造作に置かれている。しかし人の姿は見当たらない。奥には二つ並んだドアがあり、どちらも閉ざされていた。


 ……地獄耳を澄ませて当たりを付けてみようか? 奥の部屋に居たら面倒だな。楽な案件だと想ったのに。


 聴覚に意識を集中させ目を細めた瞬間、奥の部屋から口論が聞こえた。女が怒鳴っている。鼓膜を突き刺すような高い声だ。丁子が眉を顰めていると、男の声も聞こえた。


 女は一方的に怒鳴り、男の声は理性的に何かを説明している。しかし女はヒステリックに抑圧し、男を丸め込もうとする。


 ああ。喧嘩か。夫婦喧嘩か? 犬も喰わないって奴に立ち会っちまったな。


 丁子は密やかに溜め息を吐いた。口論に痺れを切らしたらどちらか一方が出て来るだろう。その時を狙えばいい。


 懐からリストを出すと丁子は再度確認した。該当人物は女。……妻の方だろう。


 リストの人相書きを睨んでいると乱暴にドアが開いた。丁子は顔を上げる。鬼のように顔を上気させ眉を吊り上げた女が勇み足で出て来る。妊娠して腹を膨らませて居るのにも関わらずドカドカと無遠慮に歩く。該当人物だ。処刑を見物していた民衆と同じく襟首が垢で黒く染まった服を着ている。口論に痺れを切らした女は、どうやら頭を冷やすつもりらしい。通りに出ようと丁子の方へ向かって行く。


 チャンスは一度きりだ。


 丁子は擦れ違い様を狙い、彼女の頭に触れるべく右手を差し伸べた。


 しかし突如として女は膝をついた。言葉にならない叫びを上げた女は腹を抑え床に踞る。


 驚いた丁子は後退った。しかし作業台にぶつかり、工具に左手をぶつけた。


 血が見えてしまう。風景に透過した体から離れた物は姿を現す。咄嗟に丁子は左手を庇う。しかし重く鋭い工具にぶつけた為に出血が多く、手が見る見る内に赤く染まる。このままでは滴った血で存在がバレてしまう。


 出直せば良い。期日までに触れて死の切っ掛けを与えればいいだけだ。丁子が踵を返そうとすると奥の部屋からすり切れた服を纏った男が駆けつける。彼は丁子の行く手を阻んだ。


「ジゼル!」


 丁子は息を飲んだ。男の瞳の美しさに鼓動を跳ね上げた。怠惰なニコラスの淀んだ瞳とは違い、煌々と輝き命を燃やす瞳だった。


 男は血管が浮き出た逞しい腕を女へと伸ばす。


 その力強い腕にも丁子は鳥肌を覚えた。とと様の腕に似てる。かつて頭を撫でてくれた優しかった頃のとと様の腕……。


 男に抱きかかえられた女の額から玉のような汗が湧き出る。


 男と女に阻まれ、物理的にも精神的にも丁子は進退窮まった。


 男が意識を失った女を案じて揺する。血管が浮き出た逞しい腕に抱かれた女は浅い呼吸をしている。しかし徐々に呼吸が静かになり息絶え、胸から魂が尾を引き、浮かび上がった。同時に筋が弛緩した女の股から尿が排出される。


 左手の痛みを堪えつつも丁子は目を見張る。


 どう言う事だ? まだ右手で死の切っ掛けも与えていないと言うのに死んでしまった。


 丁子の左手から血が一滴落ちる。血液は男のすり切れた布靴の爪先に落ち、染み広がった。


 愕然とその場に佇んでいると作業台の上に人型を象った黒い粒子が現れた。中から黒い女神ケールの一柱であるイサドラが中から現れた。


 昨晩、リストを渡した馴染みのケールだ。丁子はイサドラを見遣る。立てた人差し指を唇に掲げたイサドラは一枚の紙を掲げた。『話がある』と記されていた。イサドラは神力を使い、丁子を作業台へと引き上げた。


 工具や大きな板を踏みつけて音を立てないように注意を払いつつ、丁子はイサドラに近付く。


 左手を庇う丁子をイサドラは見遣った。イサドラは爪に火を灯すと丁子の左手を取り、傷口を焼いてやった。


 痛みに耐え、唇を歪める丁子を余所にイサドラは筆談を進める。彼女が丁子に寄越した紙にはこう記されていた。


『手違いがあった。本来ならお前が触れるべき女が、他の管轄地区の死神に誤って触られていたらしい。魂の尾を切り取る為にタナトスを手配したので後の事は心配ない』


 眉を顰めた丁子は懐から人相書きを取り出し、裏に文を綴った。


『そうか。……大分腹が迫り出ているな。臨月のようだが腹の子はどうなる? 筋肉が緩んで小便が出たのに赤子は出て来ないぞ?』


『そんな事知ったこっちゃない。気になるならお前が腹から引きずり出して育ててやりな。もう直ぐ育て屋に就くんだろ?』


『馬鹿言え。人間の子供なんて育てられるか。死神だとバレたらハデスの親爺にどやされる所じゃない』


『じゃあ余計な情を掛けるな』


 眉を顰めた丁子がイサドラの黒い瞳を見つめると、イサドラは懐から別の紙を取り出した。紙を受取った丁子はそれを眺める。人相書きが記されていた。


 丁子は紙を凝視した。描かれている人相書きの男と床で女を抱き慟哭している男は同一人物だった。……直ぐに触れろと言う事か?


 顔を上げた丁子はイサドラと目が合う。イサドラは首を横に振ると筆談を進める。


『期日は大分先だ。それまでに触れれば良い。無論今でも構わないが』


 丁子は頷くと涙を床に滴らせる若い男を見下ろす。男の逞しい腕は悲しみで震えていた。


『……対象者とこの男が言い合う現場に遭遇した。言い合っても家族が死に別れると悲しいのだな。この女はこんなに泣かれて……余程愛されていたのだな。羨ましい』


 イサドラは丁子を睨む。


『情を移すなと言っているだろう。任を遂行出来なくなるぞ?』


 丁子は頷いた。


『ああ。しかし今日の所は退く。不幸に不幸を重ねるのは余りにも不憫だ』


『数多くの人間に死の切っ掛けを与えたお前が何を言う? らしくないぞ』


 丁子はイサドラを睨んだ。


 イサドラは肩をすくめると黒い粒子となって消えた。




 一週間後、午前中に任務を終えた丁子は包帯を巻いた左手をポケットに突っ込み、ふらふらと通りを歩いていた。


 丁子が拠点を構えた国の民は貧困に陥っていた。従ってハデスによって死神に僅かばかりの食料が配給されていた。しかしそれだけでは足りない。国民も飢えているが死神も飢えているのだ。餓死者や病死者、処刑に依って命を落とす者が多いので仕事が多い。


 少ない糧では任務に集中出来ない。偶にパンを買うくらい罪はないだろう。久々の半休の晩餐を、パンを添えて祝おうじゃないか。丁子は帰り道、パン屋へ寄った。パンの値段が以前よりも跳ね上がり、驚いた。噂に聞いていたがそれ以上の価格だった。


 近道をしようと工房がある路地を通り抜けようとした。工房を通りかかるとドアが開け放たれていた。しかし、あの日妻を亡くした男が気になる。彼女はドアから工房の中を覗いた。誰も居なかった。


 まだ涙に明け暮れているのだろうか。死んだ女と口論をしていたとは言え、愛が深かったように想えた。


 丁子は眉を下げる。自分は父親のニコラスに寄り添っていたとは言え、決して祖父や母と不仲だった訳では無い。愛で結ばれていた。しかし自分が父親の本性を見抜けなかった所為で優しい祖父や母を捨てた。あの男は違う。突然の死が彼から妻を奪ったのだ。『捨てた』自分とは違う。理不尽な強制力によって大切な者を『奪われた』のだ。


 大切な者を死によって奪われた人間は沢山居る。……仕事とは言え自分が奪って来たのだ。今更何故そんな事を考えるのだろうか。どうかしている。


 溜め息を吐いた丁子は踵を返した。すると目前にあの男が佇んでいた。すり切れた服を纏い、爪先に丁子の血の染みがある布靴を穿いていた。驚いた丁子は目を見開く。ルビーのピアスが揺れた。


「お客さん……お遣いの人?」


 男に問われた丁子は眉を下げて微笑んだ。


「休憩中なんです。だけど修理の話なら聞けるから宜しければお入り下さい」微笑み返した男は血管が浮き出た腕を挙げ、丁子を工房へ促した。


「……いや、ピアノなんて大層な物持ってない。この時勢そんな物持ってるのはお貴族様や商家の娘だけだ」丁子は瞳を伏せた。


 男は新品の男物の外套を纏った丁子を見下ろす。


「……なんだ。派手じゃないけど小綺麗な恰好をしているからお遣いの人かと想ったよ」


「よく言われるよ」丁子は困ったように笑った。


「……それにその声……女だったのか」


「うるさいな。女だったら何なんだ?」丁子は片眉を上げた。


 男は目を伏せる。


「……女性に失礼な事言ったね。男に見えただなんて……」


「顔を上げてくれ。都合が悪いから男物を着ているだけだ」


「勿体ないな。綺麗なのに」男は顔を上げた。


「綺麗!? お前さんの目はどうかしてるよ」丁子は呆れて笑った。


「そう思うならそれでいいよ」


「どっちでもいい。そんなの問題じゃない。家族が亡くなったんだろ? あの日、偶々通りすがってね、お前さんの慟哭を聞いたんだ。どうなったか気になってまた通りかかっただけさ」


「そうだったのか……。心配かけて悪い」


「腹の……子供はどうなったんだ?」


 俯いた男は首を横に振った。


 視線を逸らせた丁子は唇を噛む。


「……悪い事を聞いた」


「そんな事ないよ。子供の事まで気に掛けてくれてすまない」


 謝辞を述べる男の腹が鳴る。彼は照れ隠しに笑った。


 この国の平民の殆どは飢えている。それなのに私だって飢えている、と大枚を叩いてパンを買った。自分を恥じた丁子は悲しそうに微笑む。


「お前さんも満足に腹を満たせてないんだろ? 上がらせてくれるかい? 人目につくと奪われるかもしれない。いい物を持っているんだ」


 丁子は抱えていた紙袋を揺する。バタールが紙に触れて心地の良い音が鳴った。


 男は工房へ丁子を招くと座面に積もった木屑を払い、丸椅子を勧めた。


「お構いなく」肩をすくめた丁子は紙袋からバタールを取り出すと男に差し出した。


 男は首を横に振る。


「俺も腹が減ってるけど、君も腹が減っている。貰えないよ」


「……それじゃ私の気が収まらない」丁子は鼻を鳴らした。


「じゃあ半分に分けよう。野菜の切れ端だけど酢漬けがあるんだ。それを挟んで食べれば良い。二人が会った事によって俺はパン半分を、君は野菜半分を手に入れられたんだ。これだと両者に利益が出る」男は微笑むと手を開いた。


 丁子は眉を下げて微笑むと男の掌にバタールを乗せた。


 左奥の部屋に引っ込んだ男は瓶詰めとバターを片手に作業台へと戻る。彼はナイフでバタールを半分に割るとバターと野菜の酢漬けを挟み丁子に差し出した。


 サンドウィッチを受取った丁子は齧り付こうとした。しかしサンドウィッチを前に手を組み、食前の祈りを捧げる男に気が付く。丁子は手を止めた。


 祈りを捧げた男は顔を上げる。すると自分を丁子と視線が合った。


「どうしたの?」男は問う。


「いや……こんな時代だ。神に祈りを捧げるなんて珍しいと想って」男の血管が浮き出た逞しい腕に丁子は視線を落とした。


 男は笑う。


「違うよ。俺はパンをくれた君に祈りを捧げたんだ。こうやってキャベツ以外でも腹を満たせるからね」


 丁子は鼻を鳴らす。


「私に祈りなんて捧げる必要ない。私は……祈られる程立派じゃないし、善なる存在でも聖なる存在でもない」


「それでも……君は俺にパンを与えようとしてくれた。自分の糧の全てをだ。祈るのは自由だろ?」丁子の顔を覗くと男は微笑んだ。


 丁子は鼻を鳴らすと外方を向く。


「……勝手にしな」


 笑顔を咲かせた男は、組んだ脚をプラプラと動かし居心地が悪そうな丁子を見つめる。男の視線に堪え兼ねた丁子は男を見据える。


「早く食べたらどうだ?」


「そうだね」


 男は丁子を見つめながらサンドウィッチに齧り付いた。


「見つめるのはやめとくれ」丁子は苦虫を潰したような表情を浮かべた。


「……誰かと共に食事をするのは久し振りだから。人が居ると嬉しくて」


 丁子は瞳を伏せた。この男はずっと妻と食事をしていたのだ。家族と一緒だったのだ。私もじじ様やかか様を始め、ペルセポネやヘカテ達と共に食事をするのは楽しかった。この男は急に独りぽっちになったのだ。


「ま……気持ちは分かるよ。誰かと共に喰った方が美味いもんな」


「肉や魚、甘いブリオッシュじゃなくたって共に食べる人が居ればそれだけで御馳走だね」男は微笑んだ。


 早々と食事を済ませた丁子は立ち上がった。しかしゆっくりサンドウィッチを食す男に引き止められた。


「ねぇ、もう少し側に居てくれよ」男は咀嚼物を片頬に寄せて話しかけた。


「男の恰好をしているとは言え、女と食事してるんだ。職人仲間が帰ってくれば不謹慎だと想われるだろう? 家族を亡くしたばかりなんだ。お前さんの心がこれ以上傷つくのは見たくない」丁子は男を見下ろす。


「仲間なんていない。この工房には俺独りっきりさ。……借金が嵩んでいたから給金なんて払える状態じゃなかった。弟子は次々と辞めて行ったよ。ただ働きなんて、ね……」


「お貴族様相手の商売ならまとまった金が入るだろ? 何故、借金を?」


「色々あってね。死んだジゼルにはそれで苦労を掛けた。だけど仕方ないんだ。俺がやらなきゃいけない事だから……」


「何を?」


 丁子は問うが男は俯き、答えなかった。


 また不味い事聞いちまったか。髪を掻きむしった丁子は話題を変える。


「何故ピアノ職人を続ける?」


 男は咀嚼物を飲み込む。


「ピアノが……好きだから」


 丁子は男の瞳を見据えた。男は瞳を輝かせて生き生きと言葉を紡ぐ。


「クラブサンと違ってピアノは音の強弱がついて表情が豊かなんだ。それだけで曲の幅が広がるんだ。クラブサンも繊細な音を鳴らして素敵だけど、俺は力強くもあり繊細でもあるピアノが好きだ。今は貴族や金持ちだけの物かもしれない。でも製作技術が向上すると庶民も手を出し易くなると想うんだ。いつか庶民がピアノを弾く時代が来る。ピアノに豊かな表情があるように音楽にも様々な表情がある。既存の音楽だけじゃなく色んな音楽があれば素敵だと想わない? いつか来る時代の為に……ピアノを作り続けるんだ」


 芸術の神であるムーサ達の許で丁子はクラブサンを習っていた。クラブサンは繊細で美しい音が鳴るが広い空間では響かない。力強く表情が豊かな音が鳴るピアノに興味を惹かれた。


「ほーん。弾いてみたいものだな」唇に微笑みを湛えた丁子は小さな溜め息を吐いた。


「弾いてみる? 一台、傑作を残してるんだ」


「……いいのか?」丁子は問い返した。


 男は悪戯っぽく微笑むと立ち上がる。食べかけのサンドウィッチを作業台に置くと、丁子を奥の部屋に案内した。

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