五行について ⑥十干十二支と数
あ~、とうとう来てしまった。これが正直な気持ちです。だって今回の内容、読んでてもちっとも理解できなかったんですもの! しかも本には、五行説と数について、「五つの節があるけど全部は説明しないよ~。説明するのは十干十二支と数の関係だけだよ~。これについては載せている表を見ながら読んでいけば説明は必要ないと思うよ~。あと、他の項目についても一応簡単に書いておくね」なんていう風に書いてたんですもの。初見では「いやきっちり説明しろや!」とブチ切れそうになりましたね(遠い目)。ですがいつまでもブチ切れていても仕方ないので、まずは本に載っていた十干十二支と数についての表にアレンジを加えつつ、何とか再現してみました。
五行 | 木 | 火 | 土 | 金 | 水 |
陰陽 | 陽 | 陰 | 陽 | 陰 | 陽 | 陰 | 陽 | 陰 | 陽 | 陰 |
十干 | 甲 | 乙 | 丙 | 丁 | 戊 | 己 | 庚 | 辛 | 壬 | 癸 |
数字 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 |
季節 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
月名 |寅|卯|辰|巳|午|未 |申|酉 |戌|亥|子|丑|
数字 |7|6|5|4|9|8 |7|6 |5|4|9|8|
陽始 → 陰始 →
……まあ、言わんとしていることは分かるんですよ。気は循環しているとかそういう感じでしょう。問題はさらりと流された、他の項目なんですよね。
なお、他の項目は↓こんな感じだそうです。
大衍の数
・十日・十二辰(中国の天文学における天球の分割法)・二十八宿、あるいは北辰(北極星のこと。転じて皇帝のことも指す)・両儀(易経の宇宙生成論に登場する概念。万物の根源から生じた二つの極のこと)・日月・四時・五行・十二月・二十四気、易の動の数、九・六、静の数、七・八について。
※大衍とはかつて中国で使われていた暦、もしくは易経の用語のことです。
五行が五である理由と生数
・生数(=一から五までの数)、水―一、火―二、木―三、金―四、土―五。または成数(=六から十までの数)、水―六、火―七、木―八、金―九、土―十の意味について。
納音(人の本命に属する音)
・土―宮―一、火―徴―三、水―羽―五、金―商―七、木―角―九。陽数を五音(中国の音階の音。五声とも)に配当。なおこれを老数(生数と成数に対する数)とし、老数によって生じることを述べ、更に十干十二支と八卦の関係についても説明している。
九宮(神の遊ぶところ)
・魔法陣(縦の数を足しても、横の数を足しても、数字の合計が全部同じになるやつ)のような図で説明されていたのですが、流石に面倒すぎるので省略します☆彡
あー。これ、仮に説明を一から十まで載せられていてもわけわからんやつですわ。だって「簡単な」説明でさえ、ボーボボの亀ラップを初めて見た時と同じような気分になったんですもの。
どうしていきなり易経の要素が絡んでくるんでしょうね。易経は五経の一つだから、「こんなん基本でしょ?」ってことなんでしょうか(ブチ切れ)。
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