#21カビンショウ
君は僕のことをよく知っているくせに、致命的なことを知らないんだ。
君は何度も僕を救ってくれたのに。いつの間にか、同時に僕は傷つくようにもなってしまった。
君は僕が嫌な記憶を忘れられないこと、よく知っているはずなのに。たったひとつだけ、気づかないんだ。
僕が、もう何千時間も忘れられないことを。
君の機嫌悪そうな、何気ない言葉を。
君のことが大好きなのに、君に怯えそうになっている、この恐怖を。
僕が、何事も無かったように話せると、本気で思ってるの……?
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