三国志の人たち
邴原 雲中の白鶴
かれは黄巾の乱によって荒廃した
中原を嫌い、東北地方の群雄、
やがて黄巾の乱も収まり、
中原には束の間の平穏が戻る。
そこで邴原、故郷に戻りたいと言ったが、
かれを気に入っていた公孫度、
許可しない。
このままでは故郷に帰れない、
そう思案した邴原、酒を多量に用意。
そして彼が逃げないよう
監視していた人たちに
盛大に酒をふるまい、酔い潰してしまった。
こうして、かれは中原に戻っていく。
公孫度がその事態を知ったのは、
かれの脱走から数日のこと。
そこで公孫度、洩らしたそうである。
「かれはいわば、雲の中を飛ぶ
白き鶴である。
燕や雀をつかまえるような
せせこましい網では捕まえられるまい」
公孫度目邴原:所謂雲中白鶴,非燕雀之網所能羅也。
公孫度は邴原を目すらく:「所謂雲中の白鶴にして、燕雀の網に羅す能う所に非ざりたるなり」と。
(賞譽4)
えっとここにしか
出てこない二人なんですが(呆然)
しかもバックグラウンドが長い。
公孫度
東北エリアで自立し、
邴原
中原に戻ったかれはその後
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