第18話 つばさ文庫むけの小説

 書きたい書きたい書きたい書きたい〜。


 最近あばずれ娘と根性悪ガールばっかり出てくる小説を立て続けに書いてるけれど、もともとは女児アニメみたいな小説書きたかったんだ〜。まさに本屋さんの児童文庫コーナーで立ち読みするような小学校高学年くらいの女の子が楽しんでくれそうなものを書きたくてカクヨム始めたんだ〜。何故なら私の子供時代にそういう児童向け読み物はあまり無かったから〜。


 あー書きたい書きたい書きたい書きたい〜。

 ジタバタジタバタジタバタジタバタ〜。



 ↑じゃあ書きゃあいいじゃねえか。

 ……という冷静な第三者の声が聞こえるような気がしましたが、つばさ文庫大賞の募集がかかったこのタイミングだというのに、そういう時に限って残念ながら適当なネタがないのでした。

 うう……でも書きたい。期間内に何かネタでも思い浮かべばいいんだけど。



 そういえばここ数年、ライトノベル調のイラストがついた児童文庫のことが時折話題になったりすることがありますね(あの名作児童文学が今ではこんなイラストに! 等)。


 書いている作風はあんなのでもそれなりに岩波と福音館にはお世話になった子供時代を過ごしていたために「なにもそこまでせんでも……」と以前は本屋でいちいち驚いていたり複雑な気持ちになっていたものですが、子供時代の私を今の児童文庫コーナーに立たせてみたら絶対「あれも読みたいこれも読みたい!」って状態になってただろうなあ……と気づいてからは受け入れられるようになりました。岩波と福音館にもお世話になっていましたがそれ以上にポプラ社に親しんだ子供でもありましたので。


 つばさ文庫さんに限らず、今の児童文庫には魔女っ子小説が多そうなのがいいですね……。ああ本当に子供の時に魔女っ子小説が読みたかった……。

 昔から児童文学界隈には魔女小説とか魔法使い小説はあるんですよ、それも名作って呼ばれるやつがザクザクと。でも子供の時に読みたかったのはもっとカジュアルな魔女っ子小説だったな……正にこういうの。


 と、いう気持ちで本屋の児童文庫コーナーを立ち寄ることがよくあるダメ大人になったために、今でもせっせこ魔女っ子と魔法少女が出てくる小説を書いてしまうのだと思われます。



 そんなわけで、つばさ文庫みたいな小説が書きたい(←だから書けって)(←だからネタがないんだって)。




 以下宣伝。

 一応、以前に書いた女児アニメっぽいつばさ文庫風小説がこちら。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883925611


 応募したかったのですが規定枚数にちょっと届かなかった。

 あと「親御さんが購入する本」という点を考慮するとやや不適切な箇所もちょっとあるような……。「お小遣いで購入する本」を目指しておりましたので。




 わしの子供時分にテレビアニメっぽくカジュアルに魔女っ子が活躍する小説があったらどんなに良かったか……という執念を注ぎ込みまくった魔女っ子小説がこちら。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883410187


 執念というとおどろおどろしくなりますが、中身は全然おどろおどろしくないです。可愛くて楽しいですよ。



 2018年5月18日

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