山とイケメンとキノコ
非リア充兼復讐の鬼
第1話
…まだかな~?。
ド田舎にある駅前。そこで駅の出入り口を見続けている青年、木野公太は十数年前、ド田舎で生まれた。
「…おめでとうございます」
公太の母親や看護師がいる室内。そこで産声を上げている公太はほどなくして母親の腕に抱かれた。
「公太あなたの名前は公太よ」公太を愛おしげに見ながらそう言った母親は後日、不慮の事故で他界した。
「ねー何でママ起きないの?」
葬儀が行われている室内。そこで公太は公太の傍で天を仰いでいる父親にそう言い参列していた人々の涙を誘った。
「公太…」
それから公太に優しいウソをついた父親は山で山菜を採る仕事をしながら公太を育て始めた。
「公太これはアミタケって言う食べられるキノコだぞ」
地面が枯れ葉で見えない山の中。そこでキノコ採りをして遊んでいた公太は父親に視線を移すと「へーっ」と言いアミタケをまじまじと見始めた。
その時、見た者にバランス美を感じさせる顔立ちをしていた公太は数年後、美青年…と言っても過言ではない青年になった。
山とイケメンとキノコ 非リア充兼復讐の鬼 @monokakinohasikure
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。山とイケメンとキノコの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます