第4話「先生、あなたを一生許さない。」(3)
「……莉胡さん。貴方がどうするかは解りきっているんですよ? 【 私をここに閉じ込めた後、私を犯人に仕立て上げる】
そう、あたかも私が彼を殺したようにね」
ブチッ
その時、私の中で何かが切れた。
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
「………。」
「ふざけるな!お前が…優希を!優希を殺した!!!」
この男を殺す。私はその事しか、頭に無かった。
どこにこんな物騒なものが落ちていたのか知らないが、
私は佐藤先生が持っていたナイフを奪い取り佐藤先生の右肩に当てた。
「佐藤先生…私がこのナイフを刺したら、どうなると思いますか?」
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