第4話 閉鎖の友達
荷物を動かし、部屋にいるのも億劫でテレビのある談話室のソファに掛けていた。
テレビの音は怖い。耳を塞ぎたかった。
だけど今まで、テレビの近くで耳を塞いでいたら変な目で見られたから、我慢していた。
その時に、同じくらいの若さの女の子が話しかけてきた
ねーねー、何歳??
すごく明るい子だった。正直病院に似合わない子。
その子の周りには3人の男子がいて
その男子も含めて話に入れてもらった。
ぽつぽつながら
私も話すことができるようになった。
同級生のA君
1個上のB君
2個上のC君
2個上のDちゃん
今はたまに会ってもそんなに話さないが、この時はかけがえのない友達だったと思う。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます