第4話 閉鎖の友達

荷物を動かし、部屋にいるのも億劫でテレビのある談話室のソファに掛けていた。

テレビの音は怖い。耳を塞ぎたかった。

だけど今まで、テレビの近くで耳を塞いでいたら変な目で見られたから、我慢していた。

その時に、同じくらいの若さの女の子が話しかけてきた

ねーねー、何歳??

すごく明るい子だった。正直病院に似合わない子。

その子の周りには3人の男子がいて

その男子も含めて話に入れてもらった。

ぽつぽつながら

私も話すことができるようになった。

同級生のA君

1個上のB君

2個上のC君

2個上のDちゃん

今はたまに会ってもそんなに話さないが、この時はかけがえのない友達だったと思う。

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