圧倒的情報量の多さで苦手が叩き潰されていったのを感じました。シキミちゃんとマリちゃんの掛け合いも楽しく読みました。魔術災害との戦いの時にはかっこよく立ち回るマリちゃんは頼もしいです。シキミちゃんは最初典型的な根暗だと思って読んでいましたが、意外と活動的で驚かされました。まさかそうだったとは。今後の展開が楽しみです。
大学図書館に興味があるだけの高校一年生導樒は、ひょんなことから「魔術災害対策研究プロジェクト」と書かれた立札を手に持った風見鶏歩と出会うところから物語は動くのですが、とにかく設定がすごく細かく物語の専門用語が出てくるのですが、安心してください!言葉の意味が分からなくならないように、「シキミのための魔術エチュード」という主人公と一緒に物語の用語や勉強をしっかり説明してくれる配慮と気遣いと優しさの三連コンボが素晴らしいです!!面白く読者の為にも構成された設定なので、初心者にもオススメです!