第67話 駆けるグザナギ

グザナギが駆ける。

「ん....?あれは斬竜グザナギっ!お前ら戦闘準備だっ!」

「なにっ!?もう来たか。お前ら、あの道具は持ったか?」

「当たり前だ」

門の近くで兵達が構えを取る。

「ん、なんだ?何か持ってんな。まあいいや!『身体能力強化』」


兵達はグザナギの走る姿を眺め、戦闘体制は入る。

「来たぞ!道具を使う準備をしろ!」

「くらえ雑魚兵共!シャイニングブロオオオ!」

「今だ!残念だったな斬竜!この道具は相手の攻撃をカウンターできるんだ!」

「なんだと....!?ぐはあああっ!」

流石にこれには対応できなかった。グザナギはかなりのダメージを受けた....

「さあ、吹っ飛べ。グリザイアスフロー!」

「ぐあああああっ!」

グザナギは吹きとばされた。


「大丈夫か?グザナギ」

「この声は....エナシェ!」

遠くに吹き飛ばされそうになったが 、エナシェが受け止めてくれた。

「間に合ったか。....作戦がある。耳を貸せ」

「......なるほど!よーし、ここを突破してやる!」

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