第62話親の過去1

3年前

「ダヅマさん、夜遅くまで何をしてるんですか....?」

グザナギの母、名前はメリス。

「いや、ただ会社の先輩後輩と飲みに行っただけだが....」

「じゃあなんで最近毎日この時間に帰ってるんですか!?まさか....」

「何もやましいことはしていない!俺はお前一筋だ!」

ちょっとどころではない気まずさ。ダヅマは浮気していると疑われてしまっている。

「そんなこと言って!どうせ嘘なんでしょう!?」

「おいやめろ、大声出したら」

「そんなのどうでいいです!私、ここから出ます!」

「ちょっ待てよ!最近夜遅いのは仕事が忙しいから....」

「そんな言い訳聞きたくないです!」

メリスは走って逃げる。それをダヅマは追いかける。

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